読書日記及び過去の読書         〆(・_・ )メモメモ


by merrygoround515

有難うございました。

この度、『日日是雑読』は、
移転に伴い、閉鎖することにいたしました。

読みにいらしてくださった全ての方へ、
心から感謝を込めて…
本当に、有難うございました。


今後しばらくして、落ち着きましたら、
移転先のリンク、貼りに来たいと思います。


簡単ですが、ご挨拶まで。
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# by merrygoround515 | 2008-11-12 15:27 | Diary 
◆10月の読書メーター
 読んだ本の数:11冊


図書館内乱図書館内乱
近日中に三巻をなんとかせねば!図書館巡りだな。キャラ立ちまくりですね〜♪しかし…どの方向からかなぁと思っていたが、まさか慧兄からとは(笑)面白過ぎだww
読了日:10月31日 著者:有川 浩

図書館戦争図書館戦争
面白過ぎるww バッチリ嵌りました。とにかく次っ!こんなラノベがあったとは!斬新だわ~☆あはは 
読了日:10月29日 著者:有川 浩

依存 (幻冬舎文庫)依存 (幻冬舎文庫)
やっと読了。シリーズモノだったのね…。知らなかった(苦笑)。他は『麦酒〜』しか読んでいない(泣)。内容の割に冗長。キャラは魅力的なのに…なかなか物語に入り込めなくて辛かった。でも後一作(西澤著書)、タカチの『スコッチ・ゲーム』だけは読んでみようかな、と思う。
読了日:10月27日 著者:西澤 保彦

歩きだす夏 (学研の新・創作シリーズ)歩きだす夏 (学研の新・創作シリーズ)
息子が図書館で借りてきた。面白そうだったのと、どんな内容なのか興味があったので読んでみた。驚いた…両親の離婚、再婚など、複雑な子供心を見事に表現している。小学生ならではの友情も、実にリアルで素晴らしい!買おうかな。(息子は半分も理解できなかったはずwww)
読了日:10月25日 著者:今井 恭子,岡本 順

終末のフール終末のフール
図書館でなんとなく手に取り、そのまま借りた。ううっ既読だ…。一読後、調べたら一年ちょっと前に読了(07.9.26)。当時も今も、一番のお気に入りは「冬眠のガール」!
読了日:10月20日 著者:伊坂 幸太郎

きみの友だち (新潮文庫 し 43-12)きみの友だち (新潮文庫 し 43-12)
昨年の夏休みから、近所の小学生(高学年)に一冊、文庫本をプレゼントしている。来年は六年生なので…本書に決定。少し早いかなぁ…。ふふふ
読了日:10月19日 著者:重松 清

まひるの月を追いかけて (文春文庫 お 42-1)まひるの月を追いかけて (文春文庫 お 42-1)
何故この二人が旅をしなければならないのか???最後まで淡々と読了。後々まで残らない作品かも。奈良は素敵~(笑)
読了日:10月17日 著者:恩田 陸

グラスホッパー (1) (KADOKAWA CHARGE COMICS 25-1)グラスホッパー (1) (KADOKAWA CHARGE COMICS 25-1)
原作は全くダメだったが、つい手にしてしまった。原作より面白いと感じたのは…私だけだろうか?
読了日:10月13日 著者:井田 ヒロト,伊坂 幸太郎

朝日のようにさわやかに朝日のようにさわやかに
短編集とはいえ、とても濃い一冊。恩田さんの頭の中がチラッと見えた感じ(笑)理瀬に会いたいなぁ。
読了日:10月07日 著者:恩田 陸

夢をかなえるゾウ夢をかなえるゾウ
各界著名人の行動や言動を元に、成功するための秘訣を教えていくというもの。面白かったけど深みはないような…。
読了日:10月04日 著者:水野敬也

海の底海の底
何て素敵な物語なの…。参りました(^^ゞ三部作で一番気に入りました(笑)
読了日:10月02日 著者:有川 浩



11月に入り、
すぐに『モダンタイムス』を読了しました。
私は、好きです(笑) 
買って良かったと心底思っていますww

10月もPTAが忙しく…あまり読めなかった。
今月もバザーやら試合(サッカー)やら慌しいです;;
でも、何とかもう少し…読みたいな。 ははは
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# by merrygoround515 | 2008-11-03 10:16 | 読書メーター
◆9月の読書メーター
 読んだ本の数:12冊


悪党たちは千里を走る (集英社文庫 ぬ 1-3)悪党たちは千里を走る (集英社文庫 ぬ 1-3)
彼らの不器用さって、何故か応援したくなるのよ(笑)巧くん、なかなかイイ!元気が出る一冊だった。
読了日:09月30日 著者:貫井 徳郎
みぞれ (角川文庫 し 29-6)みぞれ (角川文庫 し 29-6)
ほっこり。11話それぞれから放たれる絶妙なリアル感が…凄く心地よいのだ。ホント巧いなぁ。
読了日:09月28日 著者:重松 清
夜は短し歩けよ乙女 (3) (角川コミックス・エース 162-4)夜は短し歩けよ乙女 (3) (角川コミックス・エース 162-4)
早く続きが見たーい(笑)パンツ男!待っていました〜!あはは
読了日:09月27日 著者:森見 登美彦,琴音 らんまる
魔王 (講談社文庫 い 111-2)魔王 (講談社文庫 い 111-2)
舞台は50年後へ「モダンタイムス」期待大!早く読みたいなぁ。
読了日:09月26日 著者:伊坂 幸太郎
目薬αで殺菌します (講談社ノベルス モF- 43)目薬αで殺菌します (講談社ノベルス モF- 43)
終焉間近な空気が漂いまくり。久々のGシリーズなのに何の心配も不安も残らなかった(笑)加部谷さんのことが…ちょっと心配。
読了日:09月24日 著者:森 博嗣
あいうえおちゃん (文春文庫 も 20-2)あいうえおちゃん (文春文庫 も 20-2)
小二の息子もお気に入りwww
読了日:09月16日 著者:森 絵都
太陽の塔 (新潮文庫)太陽の塔 (新潮文庫)
アホ過ぎるww抱腹絶倒!もっと早く手を出せばよかった。モリミ~好きな作家ベスト5にランクインです(笑)
読了日:09月11日 著者:森見 登美彦
小説以外 (新潮文庫 お 48-7)小説以外 (新潮文庫 お 48-7)
積読の山を減らさなきゃな、と見ていたら…エッセイが目に入ったので読んだ。なんと読みたい本がてんこ盛りだ。積読が増える一方じゃないか(笑)悪循環!酒飲みの(ビールねww)読書家に、悪い人はいない。
読了日:09月09日 著者:恩田 陸
夜は短し歩けよ乙女 (2) (角川コミックス・エース 162-3)夜は短し歩けよ乙女 (2) (角川コミックス・エース 162-3)
乙女と阿呆、全開!オリジナルの放つ作品効果…抜群ではないだろうか。原作共々大好き!
読了日:09月07日 著者:琴音 らんまる,森見 登美彦
夜は短し歩けよ乙女 第1集 (1) (角川コミックス・エース 162-2)夜は短し歩けよ乙女 (1) (角川コミックス・エース 162-2)
乙女可愛~い!羽貫さん大好き!原作は随分前に読んだので、是非再読したい。
読了日:09月06日 著者:森見 登美彦
四畳半神話大系 (角川文庫 も 19-1)四畳半神話大系 (角川文庫 も 19-1)
素晴らしい!の一言(笑)
読了日:09月04日 著者:森見 登美彦
リピート (文春文庫 い 66-2)リピート (文春文庫 い 66-2)
上手いのだが、なんだろう…あまり驚きは無かった(苦笑)
読了日:09月01日 著者:乾 くるみ

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# by merrygoround515 | 2008-10-01 12:45 | 読書メーター
太陽の塔 (新潮文庫)
森見 登美彦 / / 新潮社
ISBN : 4101290512
スコア選択: ★★★★






何かしらの点で彼らは根本的に間違っている。
なぜなら私が間違っているはずがないからだ、と宣う、
ひねくれた学生の夢想を描いたデビュー作。
第15回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。


主人公は、京都大学農学部の五回生の「私」。
但し、現在自主休学中。
元恋人「水尾さん」の研究に勤しみ、
研究というか…単に付狙った観察(?)の成果を、
240枚にわたるレポートとして、書き上げていた。

研究追行の只中「私」の前に
「これ以上、彼女につきまとったら警察を呼ぶ」と男が立ちはだかる。
しかし、彼(遠藤くん)は…同じ穴の狢だった。


こいつ等アホだ。
あ、でも京大生だった。
じゃアホではないか。
いや、アホだな。うん、アホだ。
だけど、とっても愛おしい。

ここから「夜は短し歩けよ乙女」が生まれのか~。
うん、うん、納得。
鼻持ならないと言えなくもないけれど、
この妄想っぷりは、やはり凄まじい。


極め付けが「ええじゃないか騒動」。
クリスマスイブで賑わう四条河原に、
奇妙奇天烈な「ええじゃないか騒動」が巻き起こる。
動機も何もかも、あまりにもアホ過ぎて…
返ってこの上なく清々しい(笑)。

「Gキューブ」このアホなやり取りが
私は一番好きだったかも。
絶対にあの部屋には入りたくないが…。

アホだ、アホだと言ったけれど、
やっぱり彼等は可愛い。
(あくまでも私の視点では、ね)
きっと、私が彼らよりずーっと年上であることが
愛おしさを増したんだと思う。

現実と妄想との境界線の無さっぷり!
そこを目一杯楽しむ作品です!
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# by merrygoround515 | 2008-09-28 15:57 | Book

『空の中』 有川浩

空の中 (角川文庫 あ 48-1)
有川 浩 / / 角川グループパブリッシング
ISBN : 4043898010
スコア選択: ★★★★






何が良かったかって、
人類の敵が、知的生命体だということ。
そして
武力ではなく、平和解決の道を探る展開が
なんともステキだった。

冒頭、いきなり立て続けに飛行機事故が発生!
二件の事故により、
テストパイロットと自衛官が亡くなってしまう。
これは、もしやハードな物語なのか?
と、少し身構えたのだが、話は全く違う方向へ。
怪物モノだった…。 あはは

事故で亡くなった自衛官の息子、
高校生の斉木瞬が、偶然見つけたナゾの物体。
彼は「フェイク」と名づけ、共に暮らしだす。
「フェイク」と彼は、面白いことに亡き父の
携帯電話を通じて意思疎通をはかることができるのだ。
父を亡くした哀しみから、
まるで逃げるかのように「フェイク」にのめりこむ瞬。
その様子を心から心配する幼馴染の天野佳江。
偉大なる優しさと強さをもった老人、宮ジイこと宮田喜三郎。
この三人の交流に、物凄く心が和み、温かくなった。

一方、
スワロー事故(テストパイロットが犠牲に)の
調査委員である、春名高巳と自衛官の武田光稀は、
事故調査中、「フェイク」の仲間である「ディック」と出会うのだ。
そしてその後、
人類の代表として「フェイク」とコンタクトをとり続ける。
この空中に浮かんだ巨大な生命体は、
後にいろいろ起こり「白鯨」と呼ばれることになる。

高度な知的生命体である「ディック」が、
次から次へと言葉を覚えていくところが面白い。
地上からの電波によって単語を習得していたため、
「ディック」の言葉は
「こんにちは、お昼のニュースです・・・・・・」から始まる
などなど、ユーモア満載だった。 ははは
だが、もうひとり遺族(テストパイロットの娘)
美少女・白井真帆は…
そのなんとも言えない切なさに、胸が苦しくなった。

とにかく、
白鯨との大騒動からラブコメ路線も楽しめて、
ちょっと欲張り過ぎじゃない?と、言いたいくらい(笑)
内容は盛りだくさんの一作だった。

また、作者の巧い会話作りから、
「言葉」の難しさを改めて感じました。
「説明する」「論じる」…
「話し合う」「討論する」…って、
どれも凄いことなんだ。
根気よく、着実に任務を遂行した高巳が、
めちゃくちゃ恰好良かった。

本書は、戦う自衛隊三部作のひとつ。
いや、戦うだけではないね。
恋する自衛隊三部作だ。
『塩の街』の陸自に続いて、空自の物語。
後りの一作は、海自の物語『海の底』。
残すところ最後の『海の底』。
近日中に読み出す予定です。
楽しみだなぁ。



もしも、ふと空を見上げたとき
正体不明の楕円形の物体が浮かんでいたら…
それは、「白鯨」かもしれない。
私は、存在している気がしてならないのですが…。
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# by merrygoround515 | 2008-09-26 13:47 | Book
◆8月の読書メーター
 読んだ本の数:13冊


■よつばと! 8 (8) (電撃コミックス)
セリフ、仕草、ヒトコマ×2全てツボでした!笑い過ぎて腹筋痛い(笑)
読了日:08月28日 著者:あずま きよひこ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4048671510

■死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)
うーん…。深みは無いかも(苦笑)
読了日:08月28日 著者:乙一
http://book.akahoshitakuya.com/b/4344401638

■君たちに明日はない (新潮文庫 (か-47-1))
『借金取りの王子』買いに行ってきます!
読了日:08月27日 著者:垣根 涼介
http://book.akahoshitakuya.com/b/4101329710

■クローズド・ノート (角川文庫 (し37-1))
映画化作品を観てみたい。
読了日:08月26日 著者:雫井 脩介
http://book.akahoshitakuya.com/b/4043886012

■向日葵の咲かない夏 (新潮文庫 み 40-1)
イイ!お気に入りの一冊です。
読了日:08月25日 著者:道尾 秀介
http://book.akahoshitakuya.com/b/4101355517

■東京バンドワゴン (集英社文庫 し 46-1)
万人向けの面白さ!昭和の魅力満載!シリーズ作の早期文庫落ち希望(笑)
読了日:08月19日 著者:小路 幸也
http://book.akahoshitakuya.com/b/4087462870

■クビツリハイスクール―戯言遣いの弟子 (講談社ノベルス)
哀川さん、じゃない(苦笑)潤さんがたっぶり!
読了日:08月18日 著者:西尾 維新,take
http://book.akahoshitakuya.com/b/4061822675

■空の中 (角川文庫 あ 48-1)
上空に白鯨(&フェイク)がいると信じたいかも。作品の世界観に魅了されまくりで、しばし呆然。素敵すぎる!
読了日:08月16日 著者:有川 浩
http://book.akahoshitakuya.com/b/4043898010

■陰日向に咲く (幻冬舎文庫 け 3-1)
上手い!まさかこんなに感動するとは(笑)
読了日:08月15日 著者:劇団ひとり
http://book.akahoshitakuya.com/b/4344411684

■砂漠(Jノベル・コレクション) (Jノベル・コレクション)
さらっと読めるのに、何故かまた手にしたくなる魅力が…。
読了日:08月14日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/b/4408535346

■イニシエーション・ラブ (文春文庫 い 66-1)
残念ながら先が読めた。普通の恋愛小説…。
読了日:08月09日 著者:乾 くるみ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4167732017

■シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)
ホームズ大好き!
読了日:08月08日 著者:コナン・ドイル,延原 謙
http://book.akahoshitakuya.com/b/4102134018

■塩の街―wish on my precious (電撃文庫)
予想外に涙がポロポロ…(感涙)
読了日:08月04日 著者:有川 浩
http://book.akahoshitakuya.com/b/4840226016


  ▼  ▼  ▼  ▼  ▼


これは便利だわ!
「読書メーター」に「まとめ」機能が増えました。

以下、作者さんより
■「まとめ」機能とは?
先月分の読書データをブログやmixi日記などにまとめる記事を生成できる機能です。

ここで生成されたコードをコピーしてブログや日記に貼付けるだけで
先月読んだ本のデータをブログやmixi日記などでまとめたり紹介することができます!



一瞬でこの日記が完成です(笑)
ちょっと装飾しました~! ははは
今後は毎月載せちゃおう~www
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# by merrygoround515 | 2008-09-22 09:15 | 読書メーター
かもめ食堂
/ バップ
ISBN : B000ELGLDA
スコア選択: ★★★★★





レストランではなく、食堂。
観光ガイドブックにも載っていない、小さな店。
サチエ(小林聡美)の経営する、
『かもめ食堂』の物語。

細部にまでしっかりとしたこだわりが感じられ、
ワンシーン、ワンシーンがとても綺麗。
手元に置いて、いつでもふっと観れるように
しておきたい作品です。

この雰囲気、他に類を見ない。
素晴らしいわ。
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# by merrygoround515 | 2008-09-18 12:03 | Movie
のぼうの城
和田 竜 / / 小学館
ISBN : 409386196X
スコア選択: ★★★★★






ミク友(コミュ友)さんにお薦めいただいた書。
面白かった!!
ホント心から感謝しています。\^○^/



私が勉強不足なのかもしれないが、
最近、面白い時代物を書く人はいるが、
面白い歴史物を書く人っていないな、と思っていた。
だが、いました。ここにいた!
きちんと歴史的背景を踏まえ、実在の人物を魅力的に描き、
歴史物だからオチはわかっているのに…
わかっていながらもワクワクさせてくれる。
こういうふうに歴史を面白く、尚且つ分かり易く描く作家を待っていたのさ!!!

表題の「のぼう様」もさることながら、
秀吉や石田三成という誰もが知る人物の描き方も好きだった。
敵味方両者をフラットな視線で描くから、物語が広がっていくのである。
改めて秀吉の大胆さや途方もない大きさを感じたし、
三成はやっぱりトップにはなれない人物なのねーーとか。
こんな有名人に対抗した埼玉人がいたのか、という感慨とか。
なんだかやたら楽しくなった。
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# by merrygoround515 | 2008-07-18 13:35 | Book
ちいさなあなたへ
アリスン・マギー / / 主婦の友社
ISBN : 4072559938
スコア選択: ★★★★★



全米の母親が号泣の嵐だと聞き、
NYタイムスがベスト1と評したと聞き、
ひとりの母親として、
どうしても欲しくなった一冊。

我が子を愛する気持ちは万国共通。
こんなにストレートで愛に溢れた絵本とは
初めての出会いかもしれない。

絵のタッチが可愛らしくて
言葉も少ないながら
とっても優しいので
何とな~く
ゆっくりと頁を捲っていました。

途中までは、ふむふむ、
同感、同感!と、頷きながら。
へぇ~こういう感じなのね、と。

ふっと、
本書で強い感動なんて…するの?
と、疑問が(苦笑)。
号泣なんてするかしら?
アメリカ人だからじゃないの?
大袈裟なんだから。
涙するなんて有り得ないんじゃない?
って思っていました。

残りの頁数が少なくなってきたとき
グッとこみ上げてくるものに襲われました。


涙が溢れていました。


★。、::。.::・'゜☆。.::・'★。、::。.::・'☆。.::・'゜★。、::。.::・'゜☆★


例え幾つであろうが、
お子さんがいらっしゃる方へ。
日々我が子との
穏やかな時間を共有している妊婦さんへ。
是非、一度読んで見てください。

母親ならば、
生涯自分のそばに置いておきたくなる一冊です。
また、
親になった我が子へ贈りたくなる、そんな一冊です。


広告に、偽りはありませんでした。
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# by merrygoround515 | 2008-07-04 14:35 | 絵本 & Comic

『傷物語』 西尾維新

傷物語 (講談社BOX)
西尾 維新 / / 講談社
ISBN : 4062836637
スコア選択: ★★★★





全ての始まりは終業式の夜。
阿良々木暦と、美しき吸血鬼
キスショット・アセロラオリオン・ハードアンダーブレードの出逢いから――。
『化物語』前日譚!!

高校生・阿良々木暦は、ある日、
血が凍るほど美しい金髪の吸血鬼と出逢ってしまった……!?
彼女がいなければ"化物"を知ることはなかった――
『化物語』で大好評を博した
台湾のイラストレーター"光の魔術師"ことVOFANとのコンビ再び!
西尾維新が全身全霊をかけて描く、これぞ現代の
怪異! 怪異! 怪異!

青春は、いたみなしでは過ごせない。


 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


面白かった!
読後は、『化物語』を再読したくて、たまらなかった。
昨年10月に読了したので、記憶が・・・
老いた私の脳内には、物語の全貌が残っていなくて;;

この二部作(でいいのよね?)は、未読の方へは
是非セットでオススメしたい。
時系列的には、『傷物語』が先になるので、
本書から読み進むのも、良いのではないだろうか。
きっと私のように、刊行順に読んでしまうと、
『化物語』に戻りたくなること、必須だもの(笑)
時系列に沿って、本書から読むこともオススメします!

前作『化物語』で、若干触れていた
阿良々木暦と吸血鬼の出会いから、その後の物語。
う~ん、最高の読後感でした。
最高だと言っても、
圧倒的なバッドエンドで幕を降ろしています(涙)。
この結末には、かなりヤラレマシタ。
バッドエンドと言っても、実にストレートです!
何はともあれ、か・な・り!面白かったのですよ!
当初、¥1,300円という値段から
購入を躊躇していた自分に、
「西尾維新」という作家の力を再認識させられました。
今後、もう二度と迷わないわ(笑)
値段以上に、楽しませていただきました。


とにかく一番は、春休み中に阿良々木君が、
どれほどまで委員長の世話になったのか、です。
いやはや、よーく分かりました。
『化物語』で仄めかされていた春休みの事件…
私の想像を…遥かに越えた助けられっぷりだったわ。
羽川さん、きっと以前から阿良々木くんが好きなのね(笑)
じゃなきゃ、変よ! あはは


“鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼。怪異殺し”
 キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード

『化物語』において、
阿良々木君の庇護下にある八歳の金髪少女…
忍野忍の元の姿なのね。
刃の下に心…ハートアンダーブレード。 w(゜o゜)w ほほ~う!
しかし、
阿良々木君と幼い少女との関係の裏に、
こんなにも、哀しくて切ない物語があったとは。
感動秘話ですよね。


やっぱり、『化物語』再読しようかしらん。

羽川翼ちゃんのイメージが、ねぇ…
私の中で上手くマトマラナクテ。
ううむ、再読かなぁ(笑)
こんなに親密な間柄なのに、
阿良々木君は羽川さんではなく、
戦場ヶ原さんなのね・・・。
うむむ、ちょっと理解できないかも。


あとは、忍野メメ。
ちょっと格好いいではないかー!
こんな奴だったかしら?
強いってことは覚えているが…
イメージが湧かないわ。
再読、決定かも(笑)


最後に…
「パンツ、おっぱい、ブラジャー」
三点のインパクトが強すぎます(苦笑)
本書、初っ端から
パンチラ(?)の描写が、4頁半ですよぉ(><;
西尾氏っていったい??? ふふふ

「チキン。チキン、チキンチキンチキンチキンチキンチキンチキンチキン――」
委員長の好感度、MAX です! 羽川翼バンザイ\^○^/  
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# by merrygoround515 | 2008-06-29 20:53 | Book
クドリャフカの順番 (角川文庫 よ 23-3)
米澤 穂信 / / 角川グループパブリッシング
ISBN : 4044271038
スコア選択: ★★★★★





待望の文化祭が始まった。
何事にも積極的に関わらず
“省エネ”をモットーとする折木奉太郎は
呑気に参加する予定だったが、
彼が所属する古典部で大問題が発生。
手違いで文集を作りすぎたのだ。
部員が頭を抱えるそのとき、
学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。
十文字と名乗る犯人が盗んだものは、
碁石、タロットカード、水鉄砲―。
この事件を解決して古典部の知名度を上げよう!
目指すは文集の完売だ!!
千載一遇のチャンスを前に盛り上がる仲間たちに後押しされて、
奉太郎は「十文字」事件の謎に挑むはめに!
米沢穂信が描く、さわやかでちょっぴりホロ苦い青春ミステリ。
(「BOOK」データベースより)


古典部シリーズ第三弾。
いよいよカンヤ祭開幕です!\^○^/
はい、懲りもせず一気読みです。
だって止まらないんだもの!
でも、もっともっと楽しんでいたかった。
文化祭の後の、静かで閑散とした寂しい気持ちが、
読了という事実と重なって、心細くなってしまった。
それに私はどうしたって
彼等の打ち上げには参加できないんだもん(泣)
千反田邸、行きたいよぉ;;

シリーズで一番好きな作品になりました。



まず、最初からハプニングが。
印刷するのは30部だったのに、
手違いから、なんと200部も出来上がってしまった…
古典部恒例の文集「氷菓」。
(出来ることなら、私も一部購入したいわww)

200部を何とかして売りさばくために、
古典部のメンバーたちが、苦心惨憺するのです。

同時に、カンヤ祭りで連続盗難事件が勃発。
文集完売のため、知名度を上げようと、
古典部員はそれぞれに知恵をしぼり、
事件解決に向け、奮闘します!
奉太郎も仲間の後押しに答え、大活躍!(笑)

本書の一番の特徴は、
古典部員それぞれの視点で、進んでいく手法!
千反田える、折木奉太郎、福部里志、伊原摩耶花の四人が
段落ごとに一人称で進むので、すごく判り易くて面白い。
でも…敬語の一人称って難しいのね。
千反田さんには、あまり向いていないかも。へへ;
まぁ、改めて古典部の面々の人物像を掴むことができました。
中でも、摩耶花さんの視点が好き。
う~ん、これが青春だよね~!と、所々で頷いていました。
苦くて重~い人間関係が、青春なのよねぇ~。  ほほほ

しかーし、
一番キャラが立っていたのは、古典部員ではなかった(笑)。
他でもない、「女帝」入須先輩。
彼女が登場した途端、ハートを掴まれました。 ガシッ。

その他、
「わらしべ奉太郎」のエピソードや、
料理対決が面白かった~!
嬉しいことに奉太郎のお姉さんもチラッとだが登場。

事件そのものは、まるでとんちのようなものだったが、
何ていうか、文化祭というお祭り騒ぎのイメージに
しっくりまとまって、心地良い余韻が残ります。
犯行の動機がね、また、切なくて・・・。 イイのよ。

さて、
200部の在庫を抱えた「氷菓」は???
事件と併せてご堪能ください(笑)


次の第四作は、文庫落ちを待ちます。
『遠まわりする雛』 って、短編集なんですね。
手にできるまで、先は長いだろうが、楽しみだなぁ。

古典部シリーズは
本書で大満足ができたので、気長に待ちます(笑)
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# by merrygoround515 | 2008-06-27 17:34 | Book
愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
米澤 穂信 / / 角川書店
ISBN : 404427102X
スコア選択: ★★★★




「折木さん、わたしとても気になります」
文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。
その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。
誰が彼を殺したのか?その方法は?
だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。
続きが気になる千反田は、仲間の折木奉太郎たちと共に結末探しに乗り出した!
さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリの傑作。
(「BOOK」データベースより)


古典部シリーズ第二弾。
先日『犬はどこだ』を読んで、一冊では止められなくなり…
米澤作品を読みたくて、読みたくて。(順番は割り込みですが)
本書も手にとって読んでしまった。
一気に読んでしまったので、ちょっと勿体無かったかも;;
古典部シリーズは、
まだ第三弾が控えているので、良しとします!(笑)

神山高校古典部のメンバー、
主人公・奉太郎、千反田える、奉太郎の相棒でライバルの里志、
里志に惚れてる漫研の伊原。
今回はこの4人の個性が際立っていたと思う。

文化祭の準備の真っ只中。
古典部一同は、
クラス展示のために制作された、
ビデオ映画の試写に招待された。
招待と言っても、千反田さんの手引きなのだ。
果たして古典部は、積極性は個々に差こそあれ
あるクラスの自主制作映画を観ることに。

この映画、未完だった。途中で終了。
結末がないのだ。 なんとも後味の悪い…。
実は、作品への志半ばで、
脚本担当の生徒が倒れてしまったとのこと。
そこで、
脚本の続き、つまりはこの映画の結末を
古典部によって探ることになる。

途中まで作られた、殺人事件の起きる映画。
一体犯人は誰にしようとしていたのか?
脚本担当の“意思”を探るってところが、面白い!

内容も、前作より深く、濃くなっているのは
気のせいではないでしょう。
このシリーズは本当にキャラが立っていますね。
感心し切ってしまった。
この神山高校の生徒達も、なかなかどうして
魅力的なキャラが多いのだ。

今回は、ホータローの活躍の裏に
もう一つの回答がある。
二重構造と言える、小さな謎と、大きな謎。
どうぞ、じっくりとご堪能ください。


読み出したら、止まりませんよ(笑)
さて、次は『クドリャフカの順番』です。
楽しみだわ~(^▽^)
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# by merrygoround515 | 2008-06-27 17:24 | Book
犬はどこだ (創元推理文庫 M よ 1-4)
米澤 穂信 / / 東京創元社
ISBN : 4488451047
スコア選択: ★★★★





何か自営業を始めようと決めたとき、
最初に思い浮かべたのはお好み焼き屋だった。
しかしお好み焼き屋は支障があって叶わなかった。
そこで調査事務所を開いた。
この事務所“紺屋S&R”が想定している業務内容は、
ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。
それなのに、開業した途端舞い込んだ依頼は、
失踪人捜しと古文書の解読。
しかも調査の過程で、
このふたつはなぜか微妙にクロスして―
いったいこの事件の全体像は?
犬捜し専門(希望)、
二十五歳の私立探偵・紺屋、最初の事件。
『さよなら妖精』で賞賛を浴びた著者が
新境地に挑んだ青春私立探偵小説。
(「BOOK」データベースより/単行本)


主人公は私立探偵。
今までの著作とは打って変わって
予想外のハードボイルド。
ハードボイルド大好き! ははは
なので、思いっきり嵌りました。

「犬」捜しにこだわりながら、
調査事務所を開業したはずなのに
いきなり人捜しの依頼を受けてしまう…。
が、もちろん、断れない主人公(笑)。
25歳のくせに、
やけに無気力で疲れた感じの紺屋長一郎だ。
いきなり紺屋の前に現われた
後輩・半田平吉(ハンペー)は、ガチガチの探偵志望。
憧れの探偵になりたいので雇ってくれと言い出す。
紺屋とは逆に、ヤル気マンマンなところがイイ。
探偵になりたい!と言うのだから、その熱意はすごい。
ちょこちょことハードボイルド気取って、笑わせてくれる。
打ち合わせの喫茶店で「ドライマティーニを」とか(笑)。
妄想にロマンを託して仕事に励む、ナイスキャラです。
でも意外に真面目でしっかりしているので、
私の中では、好感度が上がりっぱなしだった。

本書の魅力は、全体を漂う雰囲気だ。
その抜群の雰囲気の源は、
紺屋とハンペーが、それぞれに語る一人称。
上手い、としか言いようがない。
結末への展開なんて、もう、お見事!としか言えません。
紺屋が夜な夜な相談するチャット仲間の存在も
なんとも言えない絶妙な空気を出しています。

<白袴>助かります。心強いです
<GEN>まあ、大船に乗った狸のつもりでいてください


それぞれに調査を始めた、
失踪人探しと古文書解読という二つの依頼が、
最後には一つの事件に行き着いていく。
二件の依頼は、関係がありそうなことは、
殆ど初めから提示されているのに…
なかなかどうして簡単には繋がらないのだ。 
繋がりそうで繋がらない…紺屋とハンペーの会話が
ハラハラしながらも面白くて。最高です(笑)。
いつ、どんな風に繋がるのか?
その一点に興味をそそられて、ぐいぐいと引き込まれた。

序盤は比較的地味~な展開だったので
終盤のあれよあれよと解かれたテンポある展開に
思いっきりヤラレマシタ。。。
期待通り!
スッキリまとまったラストが訪れたのだから。
スッキリと言っても、インパクトは大!
紺屋くん、尊敬します。 あはは
このラストは本当にいい。大好きです(笑)


これは早くシリーズ化して欲しいな。
シリーズ化の要素もテンコ盛りだったもの。
いつ頃刊行なのかしら。 
期待して待ちたいと思います。


次は、
古典部シリーズ第二弾『愚者のエンドロール』。
実は先日第三弾も購入済み!
楽しみだなぁ~(^▽^)
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# by merrygoround515 | 2008-06-23 11:46 | Book
叶えられた祈り (新潮文庫)
トルーマン カポーティ / / 新潮社
ISBN : 4102095071
スコア選択: ★★★




『冷血』を読みたくて書店へ。
あいにく、品切れ。
ならば!と、『叶えられた祈り』を購入。
本書はカポーティ唯一の未完の作品。
及び、彼の遺作となった作品。
私的には、
表紙のホッパーの絵が好きだったので。


セレブたちが激怒! カポーティを破滅に追い込んだ遺作。
ハイソサエティの退廃的な生活。
それをニヒルに眺めながらも、そんな世界にあこがれている作家志望の男娼。
この青年こそ著者自身の分身である。
また実在人物の内輪話も数多く描かれていたので、社交界の人々を激怒させた。
自ら最高傑作と称しながらも、ついに未完に終わったため、
残りの原稿がどこかに存在するのでは、という噂も。
著者を苦しませ破滅へと追い込んだ問題の遺作!
(「BOOK」データベースより)


「冷血」により、名誉を得た後・・・
破滅へと突き進んだ、プレリュードだと感じた。

なんともヤルセナイ読後感だ。
きっと、これを書くことによって
作家生命が絶たれたと言える作品だからだろう。

「社交界スキャンダル小説」を書こうと志すも
アメリカ社交界は、認めなかった。
「道化」と称され、カポーティは追放される…。
ヨーロッパとは異なるアメリカ社交界の
浅はかさが、悔しいかな残念でならない。
カポーティも派手に騒ぎすぎだが…。
せめて完結させてから追放されて欲しかった。

ゴシップ小説な感じが強く漂う。
漂うだけで、完結していないので
なんとも歯がゆくてモドカシイ。
社交界の様々を暴露しようとして、
自爆してしてしまったとしか思えない。
不完全燃焼。

本編プラス「編集者から」と「訳者あとがき」によって
なんとか完結へ持っていった作品だ。

ファンなら文句は無さそうだが
興味本位の私のようなタイプには
辛い作品だった。



『冷血』も読みたいが、
村上春樹氏訳の
『誕生日の子どもたち』という短編を読んでみたい。
そして『クリスマスの思い出』を読みたいと思う。
カポーティ、ちょっと続けてみよう。
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# by merrygoround515 | 2008-06-17 11:34 | Book
神様のパズル (ハルキ文庫)
機本 伸司 / / 角川春樹事務所
ISBN : 4758432333
スコア選択: ★★★★






留年寸前の僕が担当教授から命じられたのは、
不登校の女子学生・穂瑞沙羅華を
ゼミに参加させるようにとの無理難題だった。
天才さゆえに大学側も持て余し気味という穂瑞。
だが、
究極の疑問「宇宙を作ることはできるのか?」をぶつけてみたところ、
なんと彼女は、ゼミに現れたのだ。
僕は穂瑞と同じチームで、
宇宙が作れることを立証しなければならないことになるのだが…。
第三回小松左京賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)


ジャンル的にはハードSFらしいが・・・
青春小説(学園モノ)なのではないだろうか。
とは言っても、ここまで壮大なSF的なテーマには、
いままで出会ったことがありません。
が、ジャンルで言うと、
うむむ、どっちつかずなんだものなぁ。
この点だけは中途半端な読後感でした。 
(きっと青春小説ですよね?)
それと前半と後半で、作品のイメージが随分変わる作品でした。
ひと言で言うならば、“ユニークな物語”でした(苦笑)。

難しいテーマなので、堅苦しい展開とおもいきや、
なかなか軽快! とてもテンポ良く進みました。
“宇宙を作る”という難題の割りに、
主人公を取り巻く学生の日常は、
実にリアルで普通っぽい。親近感がもてました。
しつこいが“宇宙を作る”んですよ!
これほどまでに壮大かつ荒唐無稽なテーマでありながら…
決してSFではない、と強く思うのだが。
それって間違いなのだろか…。

次々に難しい言葉や話が続くのだけれど、
落ちこぼれの主人公、綿貫基一くんの知識が、
私と大差がなくて(苦笑)
丁度良いタイミングで「何それ?」と質問してくれるから、
さっぱり解らないってことはなく、面白く読み進めた(笑)。
とは言っても文系なので、基本チンプンカンプンですが、ね。

ラストはなんて言ったらいいのか…
切ないながらも、スッキリ。
いや、でも…結構寂しい感じが強いかなぁ。

映画化されたというので、読んでみたのですが
ここまで面白いとは、予想外でした。
これはどんな映画になっているのか…
実のところ、興味津々です(笑)


どうやら第二作の『メシアの処方箋』では
“救世主の作り方”を扱っているそうですが…
どんな感じなのだろう。
とりあえず文庫なので、リストアップしておこうっと。
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# by merrygoround515 | 2008-06-16 20:24 | Book
イニシエーション・ラブ (文春文庫 い 66-1)
乾 くるみ / / 文藝春秋
ISBN : 4167732017
スコア選択: ★★★





ネタバレを含みます。 未読の方はご注意ください。






一読で、6割以上理解した上で読了しました。
残念ながら、最後の二行を読んでも、
全くもって驚きはなく、
へぇ、前の彼は“辰也”だからたっくんなんだ、
その為に夕樹でたっくんかぁ、可哀相に…って感じでした。
なもので、
えっ?これで終わりなの???
と、消化不良を起こして、読了でした。

そのまま解説を読みましたが、
私自身がどっぷり同じ世代なので、ハッキリ言って
特筆の意味が分からなかった(苦笑)。
作中、言ってた、言ってた。 出てきた、出てきた。
おお、これも言ってたな。って感想呟いていました。


やはり、「side-A」、「side-B」という区切りが
分かり易くしていたんだと思う。
そんなに真剣に読み込んだ訳ではなかったが
明らかにたっくんは、別々の人だったもの。
交際の時期も、有る程度は普通に読んで気付いた。
男女7人が解り易過ぎでした。
また、物語の時代背景と、私が同世代だったこと…
これが一番のポイントでしたね。
作者の意図が容易に見て取れてしまって、
評判通りには、騙されなかった。
残念ながら騙されないと、あまり物語には
魅力を感じないかも。
まぁ、一応ハッピーエンドなので良しとします。
しかし、残念だ。

男性は本書を読んでどうなのだろう。
やはり驚かされて、絶賛するのだろうか?
俄かに信じがたい気がしないわけでもない(笑)


しかし、繭子…
恐ろしい女性だわ。
「私、今日のことは一生忘れないと思う。
……初めての相手がたっくんで、本当に良かったと思う」
~中略~
「ううん。二度目の相手もたっくん。三度目の相手もたっくん。
これからずっと、死ぬまで相手はたっくん一人」
ゾッとして、背中が寒くなりました。


次は『リピート』にする予定。
予備知識ゼロなのだが、
どんな物語なのだろうか?
期待して、大丈夫かなぁ。


私、どんでん返しモノといわれる作品、
最近、あまり合わないのかも。
面白いんだけれど、楽しめるんだけど
絶賛はできないなぁ。
『葉桜の・・・』や『七回死んだ・・・』もダメだったもの。
うむむ、どうぞ
変わり者と、呼んでください(苦笑)。

『慟哭』や『十角館…』や『ロートレック荘・・・』は
大好きです。あしからず。 ほほほ
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# by merrygoround515 | 2008-06-09 10:03 | Book
クレオパトラの夢 (双葉文庫)
恩田 陸 / / 双葉社
スコア選択: ★★★★





シリーズ第一作「MAZE」で非凡な才能を見せた神原恵弥。
その彼が北国のH市を訪れた。
不倫相手を追いかけていった双子の妹の和見を連れ戻すためだが、
もう一つ重大な目的があった。
それはH市と関係があるらしい「クレオパトラ」と呼ばれるものの正体を掴むこと。
人々の思惑や駆け引きが交錯するなか、恵弥は何を知ったのか。
粉雪舞う寒空に広がる、恩田陸の無限のイマジネーション。
(文庫本、裏表紙より)


『MAZE』の続編。(と言っても、前作との関連性は全くなし)
神原恵弥のスピンオフって感じの作品。

う~ん、スコア④をつけましたが、甘いかな。
恵弥に会える!と喜び勇んで購入し、
殆ど恵弥と和見の物語だと知り、大喜びで手にした。
結果からいうと…
とにかく、「クレオパトラ」の設定に無理があると思う。
ネタバレになってしまうので記さないが、
もっともっとスケールの大きい物語にすべきモノだ。
また、恵弥の特殊能力の扱いも低レベルな気がする。
どうやら彼は、ハンターの腕は確かかもしれないが
探偵としては三流。 向いていないわね(笑)
彼の推理を、十分に楽しませてもらっていたが
実際の真相は違うんだもん。 
でも、キャラ的には、大好き。 
容姿端麗、頭脳明晰、腕っ節も強い、オネエキャラ。
超格好イイ男前なのに、口から出るのはオネエ言葉。
見た目とのギャップが、恩田さんの筆致により
リアルに浮かんで楽しめました(笑)。
でもってこの恵弥の魅力的なキャラが、
本書のスコア④の、一番の理由でもある。

どうしても恩田さんには多くを期待してしまう。
ミステリィだと信じて読み進んだが、
まさかこんなドラマのような展開が続くとは。
やはり期待をするのなら、満じゃないと、ダメなのかしら。
でもまぁ、本書はミステリィではない、と認識すれば
面白かった気がする(苦笑)。
如何せんラストは、勿体無さ過ぎる。

私にとっては、
万人へのオススメ作品、とは、言えない。


う~ん、次言ってみよう! あはは
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# by merrygoround515 | 2008-06-09 09:34 | Book
七回死んだ男 (講談社文庫)
西澤 保彦 / / 講談社
ISBN : 4062638606
スコア選択: ★★★★






どうしても殺人が防げない!? 
不思議な時間の「反復落し穴」で、
甦る度に、また殺されてしまう、渕上零治郎老人──。
「落し穴」を唯一認識できる孫の久太郎少年は、
祖父を救うためにあらゆる手を尽くす。
孤軍奮闘の末、少年が思い付いた解決策とは? 
時空の不条理を核にした、本格長編パズラー。
(「BOOKデータベース」より)


「あたしを信用していただけますか?あたしがあなたの話を
全部信じているというまさにその事実を信じていただけますか?
~略~
本当に心の底からあなたの話を信じているとそう信じていただけますか?
あなたの話を信じているからこそあなたの疑問をあたしが解明できたのだと?」
――友理絵美

感服。
このセリフは、もう完璧にストライク。あはは
このセリフを読めて、物語の本筋の謎解きなど
どうでも良くなってしまったほど。
謎解きと愛の告白とが一緒になってラストを迎えるなんて。
ドラマチックな結末に、気分爽快でした。


この作品が万人受けするのは
ひとえに、とってもシンプルなSF設定だからだと思う。
何しろ設定がユニークなのである。
“同じ日を九回繰り返す”という体質を持つ青年が
祖父の死をなんとか撤回しようと奮闘するSFミステリー。
そう、それが全て(笑)
登場人物も実に簡略化されており、コメディタッチ(違う?)。
何回も生き返るのだから、
もちろんタイムループものですが、(ワープはしません)
何故?とか、事の理由は「体質」の一言で終わり。
文体や話の進むスピードもスッキリしていて読み易く、
殺人事件の描き方さえも軽~く感じられて、コミカル。
最後になって、じっくりと謎解きを楽しむ作品ですね。


とにかく
この、“同じ一日を九回繰り返す”という説明だけで
十分に、物語を想像し易く、結果、全てに納得できる。

ただ、個人的には期待過多でした、ね。
謎解きを聞いても(読んでも)、それほど驚かなかった。
答えのシンプルさが、かえって無感動に繋がったみたい。
素直さが足りないのかしら…。

でもまぁ、誰でも楽しく読める作品という事は、
間違いないですよ。
読み出したら面白くて止まらないし。
読み易いから、あっという間ですし^^;
誰にオススメしても間違いのない作品です。




信じられないことに、
本書は、日本推理作家協会賞の候補になっていたんですね。
こんなにもコメディ要素のある作品で…受賞は無理でしょー。
と誰しも思うところですが。
案の定、一抜けだったみたい。トホホ
まぁ、他の受賞作を含む候補作が、
京極氏の『魍魎の匣」』 梅原氏の『ソリトンの悪魔」』 
真保氏の『ホワイトアウト」』 香納氏の『梟の拳』 ですよ。
これでは、相手も悪かったといわざるを得ない(苦笑)


次の西澤氏は『麦酒の家の冒険』です。
どんな物語なんだろう。 楽しみだわ。
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# by merrygoround515 | 2008-06-06 15:37 | Book
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ほねほねザウルスティラノ・ベビーのぼうけん
ぐるーぷ・アンモナイツ / / 岩崎書店
ISBN : 4265820190
スコア選択: ★★★★


ティラノサウルスのベビーは
トリケラトプスのトップス、
ステゴサウルスのゴンちゃんとともに、
冒険の旅に出かけます。
目指すはボムボム山。
無事にたどり着けるのでしょうか?
カバヤ食品の食玩
「ほねほねザウルス」の物語。
(「BOOKデータベース」より)



息子の運動会後
頑張ったご褒美に購入しました。

一度ページを開くと
捲る手は止まらないようです(笑)

草原をはしり、湖をこえ、迷路をくぐりぬけ…。
目指すはボムボム山。
さまざまな、なぞ解きの旅が繰り広げられ、
敵とのを戦いの模様を
コマ漫画や迷路などで楽しく辿っていくのです。


文字はとても大きく、
漢字にはすべてルビがついています。
漫画チックな冒険物語!
平仮名に慣れた小さい子から
低学年まで楽しめるはず。


是非、お子さんを
ほねほねランドへ連れて行ってあげてください。
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# by merrygoround515 | 2008-05-29 12:35 | 絵本 & Comic
Story Seller (ストーリーセラー) 2008年 05月号 [雑誌]
/ 新潮社
スコア選択: ★★★★★






本作は書籍ではなく文芸誌である。

マイミクさんの記事から
小説新潮の別冊である本誌の存在を知り、
急いで書店へ。しかし、3軒回ったが売り切れ状態。
田舎は入荷冊数自体が少ないのだ;;
仕方が無いのでネット注文。
注文の翌日に届きました\^○^/
始めから注文してしまえばよかった(笑)

何としてでも読まなければ、
と思った一番の理由は、豪華な執筆陣。
伊坂幸太郎、近藤史恵、有川浩、米澤穂信、
佐藤友哉、道尾秀介、本多孝好の七名!(作順)
ほぼ全員、好きな作家で編まれた作品集だなんて
そうそうあるものではない。

特に伊坂氏&近藤女史は
先日の本屋大賞1位と2位の受賞作家であり、
話題性抜群!売切れてしまうのも無理が無い。
(何よりも安いしね。¥780円なんだもの)

私の陳腐な作品紹介など意味が無い。
読むべし。 一作たりともハズレ無しです。

とりあえず…
未購入の方は、早急に書店で手にとってほしい。
まぁ、見つけたら即買いがオススメですが。



私は、誌名と同タイトルの作品
「ストーリー・セラー」(有川浩)が一番好き。
悪いが号泣したわ。 あはは
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# by merrygoround515 | 2008-05-29 11:50 | Book