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読書日記及び過去の読書         〆(・_・ )メモメモ


by merrygoround515

有難うございました。

この度、『日日是雑読』は、
移転に伴い、閉鎖することにいたしました。

読みにいらしてくださった全ての方へ、
心から感謝を込めて…
本当に、有難うございました。


今後しばらくして、落ち着きましたら、
移転先のリンク、貼りに来たいと思います。


簡単ですが、ご挨拶まで。
# by merrygoround515 | 2008-11-12 15:27 | Diary 
◆10月の読書メーター
 読んだ本の数:11冊


図書館内乱図書館内乱
近日中に三巻をなんとかせねば!図書館巡りだな。キャラ立ちまくりですね〜♪しかし…どの方向からかなぁと思っていたが、まさか慧兄からとは(笑)面白過ぎだww
読了日:10月31日 著者:有川 浩

図書館戦争図書館戦争
面白過ぎるww バッチリ嵌りました。とにかく次っ!こんなラノベがあったとは!斬新だわ~☆あはは 
読了日:10月29日 著者:有川 浩

依存 (幻冬舎文庫)依存 (幻冬舎文庫)
やっと読了。シリーズモノだったのね…。知らなかった(苦笑)。他は『麦酒〜』しか読んでいない(泣)。内容の割に冗長。キャラは魅力的なのに…なかなか物語に入り込めなくて辛かった。でも後一作(西澤著書)、タカチの『スコッチ・ゲーム』だけは読んでみようかな、と思う。
読了日:10月27日 著者:西澤 保彦

歩きだす夏 (学研の新・創作シリーズ)歩きだす夏 (学研の新・創作シリーズ)
息子が図書館で借りてきた。面白そうだったのと、どんな内容なのか興味があったので読んでみた。驚いた…両親の離婚、再婚など、複雑な子供心を見事に表現している。小学生ならではの友情も、実にリアルで素晴らしい!買おうかな。(息子は半分も理解できなかったはずwww)
読了日:10月25日 著者:今井 恭子,岡本 順

終末のフール終末のフール
図書館でなんとなく手に取り、そのまま借りた。ううっ既読だ…。一読後、調べたら一年ちょっと前に読了(07.9.26)。当時も今も、一番のお気に入りは「冬眠のガール」!
読了日:10月20日 著者:伊坂 幸太郎

きみの友だち (新潮文庫 し 43-12)きみの友だち (新潮文庫 し 43-12)
昨年の夏休みから、近所の小学生(高学年)に一冊、文庫本をプレゼントしている。来年は六年生なので…本書に決定。少し早いかなぁ…。ふふふ
読了日:10月19日 著者:重松 清

まひるの月を追いかけて (文春文庫 お 42-1)まひるの月を追いかけて (文春文庫 お 42-1)
何故この二人が旅をしなければならないのか???最後まで淡々と読了。後々まで残らない作品かも。奈良は素敵~(笑)
読了日:10月17日 著者:恩田 陸

グラスホッパー (1) (KADOKAWA CHARGE COMICS 25-1)グラスホッパー (1) (KADOKAWA CHARGE COMICS 25-1)
原作は全くダメだったが、つい手にしてしまった。原作より面白いと感じたのは…私だけだろうか?
読了日:10月13日 著者:井田 ヒロト,伊坂 幸太郎

朝日のようにさわやかに朝日のようにさわやかに
短編集とはいえ、とても濃い一冊。恩田さんの頭の中がチラッと見えた感じ(笑)理瀬に会いたいなぁ。
読了日:10月07日 著者:恩田 陸

夢をかなえるゾウ夢をかなえるゾウ
各界著名人の行動や言動を元に、成功するための秘訣を教えていくというもの。面白かったけど深みはないような…。
読了日:10月04日 著者:水野敬也

海の底海の底
何て素敵な物語なの…。参りました(^^ゞ三部作で一番気に入りました(笑)
読了日:10月02日 著者:有川 浩



11月に入り、
すぐに『モダンタイムス』を読了しました。
私は、好きです(笑) 
買って良かったと心底思っていますww

10月もPTAが忙しく…あまり読めなかった。
今月もバザーやら試合(サッカー)やら慌しいです;;
でも、何とかもう少し…読みたいな。 ははは
# by merrygoround515 | 2008-11-03 10:16 | 読書メーター
◆9月の読書メーター
 読んだ本の数:12冊


悪党たちは千里を走る (集英社文庫 ぬ 1-3)悪党たちは千里を走る (集英社文庫 ぬ 1-3)
彼らの不器用さって、何故か応援したくなるのよ(笑)巧くん、なかなかイイ!元気が出る一冊だった。
読了日:09月30日 著者:貫井 徳郎
みぞれ (角川文庫 し 29-6)みぞれ (角川文庫 し 29-6)
ほっこり。11話それぞれから放たれる絶妙なリアル感が…凄く心地よいのだ。ホント巧いなぁ。
読了日:09月28日 著者:重松 清
夜は短し歩けよ乙女 (3) (角川コミックス・エース 162-4)夜は短し歩けよ乙女 (3) (角川コミックス・エース 162-4)
早く続きが見たーい(笑)パンツ男!待っていました〜!あはは
読了日:09月27日 著者:森見 登美彦,琴音 らんまる
魔王 (講談社文庫 い 111-2)魔王 (講談社文庫 い 111-2)
舞台は50年後へ「モダンタイムス」期待大!早く読みたいなぁ。
読了日:09月26日 著者:伊坂 幸太郎
目薬αで殺菌します (講談社ノベルス モF- 43)目薬αで殺菌します (講談社ノベルス モF- 43)
終焉間近な空気が漂いまくり。久々のGシリーズなのに何の心配も不安も残らなかった(笑)加部谷さんのことが…ちょっと心配。
読了日:09月24日 著者:森 博嗣
あいうえおちゃん (文春文庫 も 20-2)あいうえおちゃん (文春文庫 も 20-2)
小二の息子もお気に入りwww
読了日:09月16日 著者:森 絵都
太陽の塔 (新潮文庫)太陽の塔 (新潮文庫)
アホ過ぎるww抱腹絶倒!もっと早く手を出せばよかった。モリミ~好きな作家ベスト5にランクインです(笑)
読了日:09月11日 著者:森見 登美彦
小説以外 (新潮文庫 お 48-7)小説以外 (新潮文庫 お 48-7)
積読の山を減らさなきゃな、と見ていたら…エッセイが目に入ったので読んだ。なんと読みたい本がてんこ盛りだ。積読が増える一方じゃないか(笑)悪循環!酒飲みの(ビールねww)読書家に、悪い人はいない。
読了日:09月09日 著者:恩田 陸
夜は短し歩けよ乙女 (2) (角川コミックス・エース 162-3)夜は短し歩けよ乙女 (2) (角川コミックス・エース 162-3)
乙女と阿呆、全開!オリジナルの放つ作品効果…抜群ではないだろうか。原作共々大好き!
読了日:09月07日 著者:琴音 らんまる,森見 登美彦
夜は短し歩けよ乙女 第1集 (1) (角川コミックス・エース 162-2)夜は短し歩けよ乙女 (1) (角川コミックス・エース 162-2)
乙女可愛~い!羽貫さん大好き!原作は随分前に読んだので、是非再読したい。
読了日:09月06日 著者:森見 登美彦
四畳半神話大系 (角川文庫 も 19-1)四畳半神話大系 (角川文庫 も 19-1)
素晴らしい!の一言(笑)
読了日:09月04日 著者:森見 登美彦
リピート (文春文庫 い 66-2)リピート (文春文庫 い 66-2)
上手いのだが、なんだろう…あまり驚きは無かった(苦笑)
読了日:09月01日 著者:乾 くるみ

# by merrygoround515 | 2008-10-01 12:45 | 読書メーター
太陽の塔 (新潮文庫)
森見 登美彦 / / 新潮社
ISBN : 4101290512
スコア選択: ★★★★






何かしらの点で彼らは根本的に間違っている。
なぜなら私が間違っているはずがないからだ、と宣う、
ひねくれた学生の夢想を描いたデビュー作。
第15回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。


主人公は、京都大学農学部の五回生の「私」。
但し、現在自主休学中。
元恋人「水尾さん」の研究に勤しみ、
研究というか…単に付狙った観察(?)の成果を、
240枚にわたるレポートとして、書き上げていた。

研究追行の只中「私」の前に
「これ以上、彼女につきまとったら警察を呼ぶ」と男が立ちはだかる。
しかし、彼(遠藤くん)は…同じ穴の狢だった。


こいつ等アホだ。
あ、でも京大生だった。
じゃアホではないか。
いや、アホだな。うん、アホだ。
だけど、とっても愛おしい。

ここから「夜は短し歩けよ乙女」が生まれのか~。
うん、うん、納得。
鼻持ならないと言えなくもないけれど、
この妄想っぷりは、やはり凄まじい。


極め付けが「ええじゃないか騒動」。
クリスマスイブで賑わう四条河原に、
奇妙奇天烈な「ええじゃないか騒動」が巻き起こる。
動機も何もかも、あまりにもアホ過ぎて…
返ってこの上なく清々しい(笑)。

「Gキューブ」このアホなやり取りが
私は一番好きだったかも。
絶対にあの部屋には入りたくないが…。

アホだ、アホだと言ったけれど、
やっぱり彼等は可愛い。
(あくまでも私の視点では、ね)
きっと、私が彼らよりずーっと年上であることが
愛おしさを増したんだと思う。

現実と妄想との境界線の無さっぷり!
そこを目一杯楽しむ作品です!
# by merrygoround515 | 2008-09-28 15:57 | Book

『空の中』 有川浩

空の中 (角川文庫 あ 48-1)
有川 浩 / / 角川グループパブリッシング
ISBN : 4043898010
スコア選択: ★★★★






何が良かったかって、
人類の敵が、知的生命体だということ。
そして
武力ではなく、平和解決の道を探る展開が
なんともステキだった。

冒頭、いきなり立て続けに飛行機事故が発生!
二件の事故により、
テストパイロットと自衛官が亡くなってしまう。
これは、もしやハードな物語なのか?
と、少し身構えたのだが、話は全く違う方向へ。
怪物モノだった…。 あはは

事故で亡くなった自衛官の息子、
高校生の斉木瞬が、偶然見つけたナゾの物体。
彼は「フェイク」と名づけ、共に暮らしだす。
「フェイク」と彼は、面白いことに亡き父の
携帯電話を通じて意思疎通をはかることができるのだ。
父を亡くした哀しみから、
まるで逃げるかのように「フェイク」にのめりこむ瞬。
その様子を心から心配する幼馴染の天野佳江。
偉大なる優しさと強さをもった老人、宮ジイこと宮田喜三郎。
この三人の交流に、物凄く心が和み、温かくなった。

一方、
スワロー事故(テストパイロットが犠牲に)の
調査委員である、春名高巳と自衛官の武田光稀は、
事故調査中、「フェイク」の仲間である「ディック」と出会うのだ。
そしてその後、
人類の代表として「フェイク」とコンタクトをとり続ける。
この空中に浮かんだ巨大な生命体は、
後にいろいろ起こり「白鯨」と呼ばれることになる。

高度な知的生命体である「ディック」が、
次から次へと言葉を覚えていくところが面白い。
地上からの電波によって単語を習得していたため、
「ディック」の言葉は
「こんにちは、お昼のニュースです・・・・・・」から始まる
などなど、ユーモア満載だった。 ははは
だが、もうひとり遺族(テストパイロットの娘)
美少女・白井真帆は…
そのなんとも言えない切なさに、胸が苦しくなった。

とにかく、
白鯨との大騒動からラブコメ路線も楽しめて、
ちょっと欲張り過ぎじゃない?と、言いたいくらい(笑)
内容は盛りだくさんの一作だった。

また、作者の巧い会話作りから、
「言葉」の難しさを改めて感じました。
「説明する」「論じる」…
「話し合う」「討論する」…って、
どれも凄いことなんだ。
根気よく、着実に任務を遂行した高巳が、
めちゃくちゃ恰好良かった。

本書は、戦う自衛隊三部作のひとつ。
いや、戦うだけではないね。
恋する自衛隊三部作だ。
『塩の街』の陸自に続いて、空自の物語。
後りの一作は、海自の物語『海の底』。
残すところ最後の『海の底』。
近日中に読み出す予定です。
楽しみだなぁ。



もしも、ふと空を見上げたとき
正体不明の楕円形の物体が浮かんでいたら…
それは、「白鯨」かもしれない。
私は、存在している気がしてならないのですが…。
# by merrygoround515 | 2008-09-26 13:47 | Book