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by merrygoround515

『失踪症候群』 貫井 徳郎 症候群三部作 その①

失踪症候群 (双葉文庫)
貫井 徳郎 / / 双葉社
ISBN : 4575506362
スコア選択: ★★★★





シリーズ通しての主役は、
警視庁警務部人事二課に所属している、環敬吾。
彼が指揮をする特殊工作チームが、
特異な調査依頼に対し捜査を行い、犯人抹殺することが目的。
犯人抹殺ですよ。抹殺。面白そうでしょ♪

チームのメンバーは三人、
私立探偵の原田柾一郎&肉体労働者の倉持真栄
&托鉢僧の青年、武藤隆。

第一部の内容は、
失踪した人間(子供)の捜査依頼を受け、解決するまで。
人間が失踪したいとき、完全に姿を変えるのに、
手っ取り早いのが、戸籍の交換。
戸籍を全くの他人と交換
(一対一ではなく、複数)することにより、
身分保証が得られ、普通?の人生が送れるんですって。
人は根無し草では生きていけないってことですね。

記述によると、他人の戸籍を売買によって
使用すると、戸籍法違反として犯罪になるそうです。
ところが、仲介者をはさみ売買を両者が合意すると、
法では取締りがないそうです。
だから環・抹殺部隊による取締りになってしまうんですね。アハハ

失踪人の追跡調査の中、一人の若者が殺され、
ビミョーに話の展開が変わります。
読了後だから言えますが、
この展開は第二部・第三部へ底辺で繋がっています。

環氏の頭脳とチームのメンバーの活躍により、解決へ。
チームメンバーの人間模様も描かれていて、
読み応えは充分でした。

この第一部を読むと、必ず第二部 『誘拐症候群』 を欲します。(笑)
二冊は、まとめてご購入なり、借用なりされた方がよろしいと思います。
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by merrygoround515 | 2007-07-17 13:21 | Book