読書日記及び過去の読書         〆(・_・ )メモメモ


by merrygoround515

『三月は深き紅の淵を』 恩田陸 (三月シリーズ)

三月は深き紅の淵を (講談社文庫)
恩田 陸 / / 講談社
ISBN : 4062648806
スコア選択: ★★★




稀覯本『三月は深き紅の淵を』を巡る四つの話。
パラレルワールド…。入れ子どころの話じゃない…。

第一章 「待っている人々」
第二章 「出雲夜想曲」
第三章 「虹と雲と鳥と」
第四章 「回転木馬」


以下、稀覯本『三月は深き紅の淵を』の見解。

第一章「待っている人々」では、
四人の老人たちが待つ屋敷に招待された青年の物語。
その中で稀覯本の内容をほぼ説明しています。
ですが、最終的に「三月は深き紅の淵を」という小説は存在しない。
第二章「出雲夜想曲」では、
二人の女性編集者たちが「三月は深き紅の淵を」を既読。
作者を突き止めようと出雲へ向かう…。
よって実際に存在している。
第三章「虹と雲と鳥と」では、
二人の少女の死から始まり、少女が書きたかった本を、
残されたものが受け継いで書く展開。
これから「三月は深き紅の淵を」が書かれようとしている…。
第四章「回転木馬」では、
正に今「三月は深き紅の淵を」を作者が書こうとしているところ…
というものだった。

本書は決してそれだけではありません。
読めば分かります。 説明できません;;
でも、はっきり言って訳が分からない。

本書では、恩田女史の読書量の膨大さを実感。
読書遍歴の一部を垣間見たわ。凄い方ですね(敬服)


恩田ファンになってまだ半年を過ぎたばかり。
ううむ、これはどうしたものか?
「次々商法」に嵌められた、って感じかな(苦笑)。


とにかく、今後三月シリーズを読み進みます。
早速『麦の海に沈む果実』を読むことにします。
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by merrygoround515 | 2007-10-29 12:00 | Book