読書日記及び過去の読書         〆(・_・ )メモメモ


by merrygoround515

『失はれる物語』 乙一

失はれる物語 (角川文庫)
乙一 / / 角川書店
ISBN : 4044253064
スコア選択: ★★★★






読み進むにつれ、温度が下がり続け…
物語の先が簡単に読めてしまい…
ドキドキ感が全く得られなかった。
結局惰性で読了。  残念です。

白乙一にちょっと期待しすぎてしまったかな。
映画化されたという、過大評価しがちな情報も
邪魔だったかも。
全8作品からなる短編集。

「calling you」
「失はれる物語」
「傷」
「手を握る泥棒の物語」
「しあわせは子猫のかたち」
「ボクの賢いパンツくん」
「マリアの指」
「ウソカノ」

読了から数日が経過した今、
こうやってタイトルを連ねてみたが…
ううむ? 
意外にも何かこう、じわりじわりと沸いてくるものがある。
これ、読後感と全く違う気持ちだ。 あれ?そう言えば…
全てに人間味が、人間の特徴が顕著だったよなぁ。

「calling you」
 成長するためには、一人ではダメなんだ…
 この顔も知らない相手を思う二人の心、綺麗だわ。
「失はれる物語」
 人の気持ちは、指先だけで充分に伝わるんだね。
 生きている、って単純なものではないんだ…
「傷」でアサトがオレについた嘘… (感涙)
「手を握る・・・」で秘密を共有する特別な微笑み…ほっこり。
「しあわせは・・・」
 サキの優しさに溢れていた。死して尚、心の暖かさを感じ… 
 また、その優しさは、そのままパンツくんへ流れていたなぁ。
「マリアの指」とても、深い物語だった。
 愛情の形は、それぞれなのね。母と姉、複雑な気分だ。
そして最後、あとがき代わりの「ウソカノ」 上手い!



あれれ? 私…
もしかして、本書、好きかも。    ♪~( ̄ε ̄;)
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by merrygoround515 | 2007-11-27 10:10 | Book