読書日記及び過去の読書         〆(・_・ )メモメモ


by merrygoround515

『月の扉』 石持浅海

月の扉 (カッパ・ノベルス)
石持 浅海 / / 光文社
ISBN : 4334075339
スコア選択: ★★







読後、呆れてものが言えなくなった。
なんだこれ?
読むんじゃなかった。  
私には、「微妙」 のひと言に尽きる作品だ。

でも、書き残すことにした(笑)。
(実は、続編を読んでしまったからです…)


週明けに国際会議を控え、厳重な警戒下にあった那覇空港で
ハイジャック事件が発生した。
三人の犯行グループが、乳幼児を人質に取って乗客の自由を奪ったのだ。
彼らの要求はただひとつ、
那覇警察署に留置されている彼らの「師匠」石嶺孝志を、
空港滑走路まで「連れてくること」だった。
緊迫した状況の中、機内トイレで、乗客の死体が発見された。
誰が、なぜ、どのようにして──。
<裏表紙より>

補足を。
石嶺孝志は、不登校などの問題を抱える児童を、自らが主催するキャンプに
参加させることで、立ち直らせる“力”がある、カリスマ性を持った人間。
同じキャンプに参加している、
柿崎修、真鍋陽介、村上聡美は、彼を「師匠」と呼び、慕っていた。
しかし、そのキャンプを心良く思わない者がおり…
誘拐犯にされた、「師匠」は、逮捕されてしまう。

真壁、柿崎、聡美には、どうしても「師匠」石嶺に、
とある日時・時刻に沖縄のとある場所にいてもらう必要があった。
そして、旅客機のハイジャックを計画し、決行する。
ハイジャックするところまでは、上手くいったのだが…
機内では、三人には思いもよらぬ殺人事件が起こり…
二つのミステリが同時進行していく。
殺人事件は、たまたまこの飛行機に乗り合わせた青年(座間味くん)が
謎解きをするのだが、冗長。
石嶺もハイジャック犯の三人も、何処をとっても微妙。
座間味くん(本名は明かされていない。座間味と書かれたTシャツを着ていただけ)は
一味違ったキャラクタではあったが、特筆できるのは、頭がイイだけ。
微妙、微妙、微妙、微妙としか言いようがない作品だった。



どうでもイイ事だが、
沖縄で「皆既月食」が、見られる最大級のものは、3787年らしい。
私は、現実主義なのだ。
輪廻転生も、もちろんあちら側の世界も信じていない。
痛みも喜びも存在する、こちら側で生きていきます。

しかし、全く納得ができない作品だった。
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by merrygoround515 | 2008-01-29 14:16 | Book