読書日記及び過去の読書         〆(・_・ )メモメモ


by merrygoround515

≪私≫シリーズは、永遠の名作!

 ★人気シリーズ 「円紫さんと私」 北村薫・著 (創元推理文庫)



空飛ぶ馬 (創元推理文庫)
北村 薫 / / 東京創元社
ISBN : 4488413013

夜の蝉 (創元推理文庫)
北村 薫 / / 東京創元社
ISBN : 4488413021

秋の花 (創元推理文庫)
北村 薫 / / 東京創元社
ISBN : 448841303X

六の宮の姫君 (創元推理文庫)
北村 薫 / / 東京創元社
ISBN : 4488413048

朝霧 (創元推理文庫)
北村 薫 / / 東京創元社
ISBN : 4488413056





スコア選択:★★★★★ (全作品!)



シリーズ第1作目の 『空飛ぶ馬』 は1989年刊行の北村氏のデビュー作。
第2作の 『夜の蝉』 で第44回日本推理作家協会賞受賞。
名探偵の噺家・春桜亭円紫師匠と、ワトソン役の女子大生・私が活躍する連作推理噺。




推理小説なのですが、“謎”は人間心理に深く通じ、日常の事件が主。
「私」の一人称で綴られる、温かくもあり淋しくも感じる様々な人間模様・・・
何ていうか、ミステリの奥が実に深いんです。
でも解決そのものはスッキリしていて。 安心&納得づくし。
主人公「私」の学生生活がまた、とてもステキです。
正ちゃんとの深い友情は、とても憧れます。ホント羨ましいほどに。。。
全女子大生の憧れ♪(時代を問わず)なのではないでしょうか。

著書の中には、北村氏の豊富な知識が満載。惜しげなく出されいるわ。
もう、唸らされてばかり。 凄い方だわ~。
読後は毎回、吸収しきれない知識と見解の多大さに、潰れそうになるんです(苦笑)。

こんな低レベルな私の視野が、少しずつ広がっていくんですよ。
自ずと興味の幅も広がり始め、連鎖的に深まって・・・
なんと仕舞いには、欲まで出てくるんです。 へへ;
主人公の「私」に、並びたいな~! 少しでも近づきたいな~!って、ね。
もちろん、未だに「私」の足元にも及びません。;;
「私」=北村氏ですものね。
こりゃ一生かかっても並べそうにありません(苦笑)。

シリーズを通して、読者は「私」の人生を共に歩みます。
大学生から社会人へ。 
「私」の成長一歩一歩に、一喜一憂。

読後は、私も「私」と一緒に成長していけたらいいな。してるといいな。
って心から願ってしまいます。 年齢関係なくね。
皆さんはどうでしょうか?


私的には、秋という季節に一番向いている作品ではないかと思います。
現在は真冬ですが…(笑)  興味を待たれた方は今すぐどうぞ。
5作全てお薦めなので、一気に全作を読み通すのはちょっと辛いかもしれません。
どうぞ、ゆっくり読み進んでください。
目標は秋までに! だって構わないと思います。 もちろん、年内だってOK!アハハ
取り敢えず、ぱーっと5冊読んで、1冊ずつ読み返すのも、お薦めです。
何回も何回も読み返したく作品になるはずです。
読み返す度に、次々と新たな発見に出会い、考えさせられます。
何度読んでも、新鮮なんですね。 
いつまでも飽きることがない、稀有な作品です。



「私」、とてもステキな女性です。
円紫師匠、とてもステキな男性です。
是非、お二人に出会ってください。
人生変える何かにも・・・出会えるかもしれません。




e0115884_9461441.jpg






















『私は闇の中で、不特定の我が内なる神に向かってこうつぶやく。
                          ──神様、私は今日も本を読むことが出来ました』
 
(『空飛ぶ馬』 赤頭巾より)
[PR]
by merrygoround515 | 2008-02-05 09:54 | Book