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by merrygoround515

『どんなに上手に隠れても』 岡嶋二人

どんなに上手に隠れても (講談社文庫)
岡嶋 二人 / / 講談社
ISBN : 4061854348
スコア選択: ★★★★





多くの人が出入りするテレビ局から、白昼、売り出し中の歌手が誘拐された。
しかもその直前、この誘拐を暗示する奇妙な匿名電話が警察に入っていた。
芸能プロやCMのスポンサーたちの対応、駆け引き、警察の地道かつ執拗な捜査、
そして事件の驚嘆すべきトリックまで、リアルに描ききった傑作長編推理。
(「BOOK」データベースより)

東野氏は、
岡嶋二人さんの作品の中で、特に本書がお好きだそうだ。 
で、お二人と話をしている時に
「この作品大好きなんですよ」と、言ったところ
「じゃ、書いてー解説、今度文庫になるんだ」と。
なんとも安易な展開で・・・事が運ばれたそうです。 アハハ
それにしても東野氏、ちょっと本書を褒めすぎです…ね(笑)


読んでいて、事件そのものの緻密さには感心していたが
作中の刑事が漏らしていたように
最初から、どこか狂言誘拐のような感じが漂っていました。
誘拐事件は単純な金銭目当てではなく・・・
何か利害関係が??? それとも人間関係の縺れか???
ついつい、先読みしようと思考回路をグルグル。

考え出してからは、物語の展開も然ることながら
犯人(というか黒幕、ね)当てに躍起になってしまった(笑)。
芸能プロや広告界の実像には、驚くほどのリアル感があり、
事件の背景などは、読んでいるというより、
ドラマを観ながら犯人探しをしている気持ちになった。

結果、ほぼ犯人は当てました。
と言っても、ねぇ。。。 
「株」やカメラマンの不信な行動が出始めてから、思い当たったので
勝負は、引き分けかな(笑) 
失礼^^ゞ

あまり、ハズレ作品の無い作家さんですから、
あっという間に読めるし、それなりに楽しめるし…
本書も、私的には大満足です!



さて、黒幕は、だ~れだ?!  
お楽しみください。
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by merrygoround515 | 2008-03-19 12:32 | Book