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読書日記及び過去の読書         〆(・_・ )メモメモ


by merrygoround515

『さくらん』 (2006)

さくらん 特別版
/ 角川エンタテインメント
ISBN : B000FPEMYU
スコア選択: ★★★★




フォトグラファー・蜷川実花さんの監督デビュー作。
原作は安野モヨコさんの同名コミック。
音楽監督には、椎名林檎さん。

見たい、見たいー、と言いながら、今頃やっと観ました。
もしかすると、賛否両論ありそうですが…
個人的には、大好きです!
実花さんならではのヴィヴィッドな映像が凄いの。
吉原の大門の宙に浮かぶ金魚の水槽を見ただけで、
いいわ~♪と、なってしまいました。 ほほほ
濃厚なラブシーンもただただ美しいの!
蜷川ワールド衝撃的でした♡


お蘭によって吉原の玉菊屋に連れてこられた8歳の少女。
きよ葉と名付けられた彼女は、高級花魁・粧ひに面倒を見られることになった。
玉菊屋から脱走を図り続けるきよ葉だったが、
粧ひに導かれ吉原一の花魁を目指す事を決意する。
やがて17歳となったきよ葉は、
美貌と鼻っ柱の強さで一躍江戸中の注目を集める存在に。
そんなきよ葉は、お客として来たうぶな青年・惣次郎と初めての恋に落ちるのだが…。
(USENより)

『さくらん』 (2006) _e0115884_20515876.jpg





















舞台は江戸の吉原。
遊郭「玉菊屋」に連れて来られた少女が「きよ葉」と名づけられ、
成長して吉原でもトップの花魁「日暮」となるまでを描いた物語。

「てめえの人生、てめえで咲かす」
「なめんじゃねえよ」
と、土屋さん演じる粋でカッコいい花魁が、はまり役。
本当にピッタリでした。 
またなんとキセルがよく似合うことよ(笑)

成宮さん演じる惣次郎が、色っぽくて素敵でした。
きよ葉が好きになる気持ち、分かるわ~♡
あとは二人の花魁ですね。
菅野さん演じる「粧ひ」と、木村さん演じる「高尾」。
とにかく美しくて妖艶で、誇り高くて・・・素晴らしかった。
菅野さんの小さい身体から、
何故あれほどまでパワー溢れる演技ができるんだろう。凄いなぁ。

大好きな夏木マリさんの女将とか、
市川左團次さんのご隠居とか、脇を固める俳優さんは、本当に上手。(拍手)
あと、あんなに涼しい安藤くんは初めて見たかも^^;
なんせ、私の頭の中にあるのは「バトロワ」の桐山だもん。 (^0^ヘュ-オッホホ♪
「お願いします、花魁!」のひと言…迫力あったなぁ。

他にも、長塚圭史さんや小泉今日子さん、小栗旬くん(笑えた)など、
カメオしかり、特別出演の方が豪華! 周囲を探すのも楽しかったです。
残念だったのが、庵野監督を発見できなかったことorz
でも、吉報が!
★映画『さくらん』地上波初O.A.決定。
 テレビ朝日「日曜洋画劇場」 2008年5月11日/21時~23時
わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪

カントク、探すぞー!!  あはは
by merrygoround515 | 2008-04-21 13:22 | Movie