読書日記及び過去の読書         〆(・_・ )メモメモ


by merrygoround515

『イニシエーション・ラブ』 乾くるみ

イニシエーション・ラブ (文春文庫 い 66-1)
乾 くるみ / / 文藝春秋
ISBN : 4167732017
スコア選択: ★★★





ネタバレを含みます。 未読の方はご注意ください。






一読で、6割以上理解した上で読了しました。
残念ながら、最後の二行を読んでも、
全くもって驚きはなく、
へぇ、前の彼は“辰也”だからたっくんなんだ、
その為に夕樹でたっくんかぁ、可哀相に…って感じでした。
なもので、
えっ?これで終わりなの???
と、消化不良を起こして、読了でした。

そのまま解説を読みましたが、
私自身がどっぷり同じ世代なので、ハッキリ言って
特筆の意味が分からなかった(苦笑)。
作中、言ってた、言ってた。 出てきた、出てきた。
おお、これも言ってたな。って感想呟いていました。


やはり、「side-A」、「side-B」という区切りが
分かり易くしていたんだと思う。
そんなに真剣に読み込んだ訳ではなかったが
明らかにたっくんは、別々の人だったもの。
交際の時期も、有る程度は普通に読んで気付いた。
男女7人が解り易過ぎでした。
また、物語の時代背景と、私が同世代だったこと…
これが一番のポイントでしたね。
作者の意図が容易に見て取れてしまって、
評判通りには、騙されなかった。
残念ながら騙されないと、あまり物語には
魅力を感じないかも。
まぁ、一応ハッピーエンドなので良しとします。
しかし、残念だ。

男性は本書を読んでどうなのだろう。
やはり驚かされて、絶賛するのだろうか?
俄かに信じがたい気がしないわけでもない(笑)


しかし、繭子…
恐ろしい女性だわ。
「私、今日のことは一生忘れないと思う。
……初めての相手がたっくんで、本当に良かったと思う」
~中略~
「ううん。二度目の相手もたっくん。三度目の相手もたっくん。
これからずっと、死ぬまで相手はたっくん一人」
ゾッとして、背中が寒くなりました。


次は『リピート』にする予定。
予備知識ゼロなのだが、
どんな物語なのだろうか?
期待して、大丈夫かなぁ。


私、どんでん返しモノといわれる作品、
最近、あまり合わないのかも。
面白いんだけれど、楽しめるんだけど
絶賛はできないなぁ。
『葉桜の・・・』や『七回死んだ・・・』もダメだったもの。
うむむ、どうぞ
変わり者と、呼んでください(苦笑)。

『慟哭』や『十角館…』や『ロートレック荘・・・』は
大好きです。あしからず。 ほほほ
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by merrygoround515 | 2008-06-09 10:03 | Book