読書日記及び過去の読書         〆(・_・ )メモメモ


by merrygoround515

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恋におちたシェイクスピア (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第1弾)
/ Universal Pictures Japan =dvd=
ISBN : B00116D6I0
スコア選択: ★★★★★






『恋におちたシェイクスピア』 を観ました。
今まで未見だったなんて、ダメですね~。
もう、DVD欲しいわ。 あはは

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恋愛コメディ映画なのに、笑えない。
素晴らしい脚本ですね。斬新、斬新!ブラボー!www

「ロミオとジュリエット」と「十二夜」を知ってるだけで、
それはそれは興奮できます(笑) 

衣裳の素晴らしいこと!エリザベス女王なんてうっとりです♡
マリーアントワネットにも劣らなかったわ!(それは言いすぎかなww)

主演のグウィネス・パルトロウの美しさはもちろんでしたが、
本作でアカデミーで助演女優賞を受賞した
ジュディ・デンチ演じるエリザベス1世が最高!
威厳がありながら、茶目っ気もあって。見事な女王です(〃▽〃)
一人で拍手してました^^;

これほどまでのオマージュは、他にないでしょうね。
シェイクスピアファンにはたまらない作品ではないでしょうか。


ロミジュリって、
私の中では竜也さんの作品がベースになっているので
劇中作ながら舞台シーンでは、竜也さんが浮かんでしまいました。
竜也さんのロミジュリ♡ 再見しようかしらん  (^0^ヘュ-オッホホ♪


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by merrygoround515 | 2008-04-25 17:22 | Movie
アーサーとミニモイの不思議な国 DTSスペシャル・エディション
/ 角川エンタテインメント
ISBN : B000YGMWME
スコア選択: ★★★






「アーサーとミニモイの不思議な国」を観ました。
監督はリュック・ベッソン。
実写と3Dアニメが見事に融合していて、色使いもカラフル! 
ストーリーは単純で、親子でとても楽しい時間を過ごせました\^○^/

<STORY>
これぞリュック・ベッソンのヴィジュアル革命!
実写と3Dアニメを融合させたファンタジー・アドベンチャー

アーサーは冒険を夢見るごく普通の少年。
両親と離れ、祖母と暮らしているが、土地代未払いのため屋敷は立ち退きを迫られている。
そんなある日、アーサーは屋根裏で、
行方不明になってしまった冒険家の祖父が自分に残した書物を見つける。
そこにはアフリカの謎の民族<ミニモイ>と<7つの王国>の秘密とともに、
裏庭に埋められた財宝の地図が!
ミニモイ族の真実を知るため、そして家族の危機を救うため、アーサーの冒険が始まる!
(USENより)


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まさにファミリー向けファンタジー・アドベンチャー!
王道ですね。完全にお子様向けです。ほほほ
主役は『ネバーランド』でジョニー・デップに実力を買われ、
『チャーリーとチョコレート工場』に起用され、
一躍スターとなったフレディ・ハイモアくん♡
日本語吹き替えで観たのですが・・・(息子と一緒なので)  
私、やっぱり吹き替えはキツイorz
でもそれなりに楽しめたので、良しとします(苦笑)。
神木くんの声で観てしまったので、彼の魅力が半減しちゃったかも;;

ピクサーやディズニーとは、少し違った雰囲気を楽しめます。
息子は怖がったり、笑い転げたりと、大忙しでしたwww



オリジナルは、ボイスキャストが凄かったのですね!
メジャー処はこんな感じ♪

・ミニモイの王女セレニアが、マドンナ♡(戸田恵梨香さん)
・闇の都市の支配者マルタザールが、デヴィッド・ボウイ♡(Gacktさん)
・マックスが、スヌープ・ドッグ♡ (タカアンドトシのトシさん)
・国王が、ロバート・デ・ニーロ♡
吹き替えでは…
・ベタメッシュ(王女の弟)が、えなりかずきくんでした^^;
・そして主人公のアーサーの声は、神木隆之介くんでした。


お休みの日に家族で楽しむにはもってこいだと思います(笑)
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by merrygoround515 | 2008-04-24 18:29 | Movie

『HAIRSPRAY』 (2007)

ヘアスプレー DTSスペシャル★エディション (初回限定生産2枚組)
/ 角川エンタテインメント
ISBN : B0012EGLLA
スコア選択: ★★★★★






もう、最高です!!観ていない方、是非観て下さぁ~い!!


<STORY>
カラフルでハッピー、誰もがゴキゲン! 
史上最重量級(!?)のシンデレラ・ストーリー!

ヘアスプレー企業が贈る、
ボルチモアで最高にホットなTV番組「コーニー・コリンズ・ショー」への
出演を夢見る16歳のトレーシー。
ダンスだってオシャレだって申し分ない彼女には、ひとつだけ問題が…。
それは、彼女のBIGすぎるサイズ! 
でもそんなことは一向に気にせず、明るく前向きに生きるトレーシーは、
TVショーのオーディションに参加。
なんとレギュラーの座を射止め、番組の人気者となるが、
美人でスリムなライバル母娘の罠にハマり…?!

『シカゴ』の製作陣が贈る、ノンストップ・ハッピーミュージカル。
(USENより)


舞台は1960年代のボルチモア。
ティーンに大人気のTV番組「コーニー・コリンズ・ショー」に出演し、
憧れのリンク・ラーキン(ザック・エフロン)と踊ることを夢見る
トレーシー・ターンブラッド(ニッキー・ブロンスキー)の物語。

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特に何の予備知識も無く見たので、びっくりしてしまいました(><;
まず、キャスト。
天真爛漫な女子高生・トレーシー役は
1000人のオーディションで選ばれた、
まさにシンデレラガールのニッキー・ブロンスキー。超可愛い!!!
母のエドナ、誰だと思います?
ジョン・トラボルタですよ。トラボルタ!!
「うっそ」と叫んで、絶句してしまいました。
「グリース」以来29年ぶりのミュージカル出演ですって。
「シカゴ」への出演は3回も断ったそうですが、
今回は口説き落とされたそうです(笑)
そして、
トレーシー母娘をいじめる美人でセレブなアンバーの母・ベルマが
ミッシェル・ファイファー!
実は途中まで気付かなかった。あはは
彼女が歌がうまいのは
「ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」(恋のゆくえ)で知っています!
(大好きな作品なの。サントラCD持ってまぁ~す♪)
が、今回はダンスも披露!! 
彼女が「ミス・ボルチモア」だった頃を思い出すダンスは、必見です!
しかし、綺麗ですね~。
あの体型をどうやって維持してるのか…。素晴らしいわ。
そして、
トレーシーのパパがクリストファー・ウォーケン(笑)
「ディア・ハンター」をやってた頃がまるで嘘のような弾けっぷりww
それからトレーシーが憧れるリンクが
ザック・エフロン。ちょっとヤバイかも♡この子、恰好イイわ(〃▽〃)


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外見や人種など…差別反対というテーマを扱う一方で、
音楽は素敵だし、ダンスはカッコイイし、衣装は可愛いし。
全体を覆うレトロな雰囲気も、最高でした。
もう、すごく気持ちよくなる映画です。
夢と希望に溢れています。
未見の方は、是非見て下さいね~!



ちょっとこれは何回も見たい。
DVD欲しいかも。
最近欲しい作品ばかりだ。ははは
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by merrygoround515 | 2008-04-24 13:44 | Movie
さくらん 特別版
/ 角川エンタテインメント
ISBN : B000FPEMYU
スコア選択: ★★★★




フォトグラファー・蜷川実花さんの監督デビュー作。
原作は安野モヨコさんの同名コミック。
音楽監督には、椎名林檎さん。

見たい、見たいー、と言いながら、今頃やっと観ました。
もしかすると、賛否両論ありそうですが…
個人的には、大好きです!
実花さんならではのヴィヴィッドな映像が凄いの。
吉原の大門の宙に浮かぶ金魚の水槽を見ただけで、
いいわ~♪と、なってしまいました。 ほほほ
濃厚なラブシーンもただただ美しいの!
蜷川ワールド衝撃的でした♡


お蘭によって吉原の玉菊屋に連れてこられた8歳の少女。
きよ葉と名付けられた彼女は、高級花魁・粧ひに面倒を見られることになった。
玉菊屋から脱走を図り続けるきよ葉だったが、
粧ひに導かれ吉原一の花魁を目指す事を決意する。
やがて17歳となったきよ葉は、
美貌と鼻っ柱の強さで一躍江戸中の注目を集める存在に。
そんなきよ葉は、お客として来たうぶな青年・惣次郎と初めての恋に落ちるのだが…。
(USENより)

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舞台は江戸の吉原。
遊郭「玉菊屋」に連れて来られた少女が「きよ葉」と名づけられ、
成長して吉原でもトップの花魁「日暮」となるまでを描いた物語。

「てめえの人生、てめえで咲かす」
「なめんじゃねえよ」
と、土屋さん演じる粋でカッコいい花魁が、はまり役。
本当にピッタリでした。 
またなんとキセルがよく似合うことよ(笑)

成宮さん演じる惣次郎が、色っぽくて素敵でした。
きよ葉が好きになる気持ち、分かるわ~♡
あとは二人の花魁ですね。
菅野さん演じる「粧ひ」と、木村さん演じる「高尾」。
とにかく美しくて妖艶で、誇り高くて・・・素晴らしかった。
菅野さんの小さい身体から、
何故あれほどまでパワー溢れる演技ができるんだろう。凄いなぁ。

大好きな夏木マリさんの女将とか、
市川左團次さんのご隠居とか、脇を固める俳優さんは、本当に上手。(拍手)
あと、あんなに涼しい安藤くんは初めて見たかも^^;
なんせ、私の頭の中にあるのは「バトロワ」の桐山だもん。 (^0^ヘュ-オッホホ♪
「お願いします、花魁!」のひと言…迫力あったなぁ。

他にも、長塚圭史さんや小泉今日子さん、小栗旬くん(笑えた)など、
カメオしかり、特別出演の方が豪華! 周囲を探すのも楽しかったです。
残念だったのが、庵野監督を発見できなかったことorz
でも、吉報が!
★映画『さくらん』地上波初O.A.決定。
 テレビ朝日「日曜洋画劇場」 2008年5月11日/21時~23時
わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪

カントク、探すぞー!!  あはは
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by merrygoround515 | 2008-04-21 13:22 | Movie

『DREAMGIRLS』 (2006) 

ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション
/ パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
ISBN : B0017VG6N6
スコア選択: ★★★★★





映画館で見ればよかった。。・゚・(*ノД`*)・゚・。
物語自体は、オーソドックスなのですが、歌!歌!歌!聞かせます!
素晴らしい作品でした。極上のエンターテイメント作品です!
私のように殆ど泣きっ放しだった人、いるのかな。
もう、感動の坩堝。
もう、大好き。
すぐにDVDとサントラ買おう。
もう一度観たいし、いや何回も何回も観たい!
サントラは聞きまくり、歌いまくりたい!



トニー賞で6部門を受賞した伝説のブロードウェイミュージカルを
『シカゴ』で脚本を担当した、ビル・コンドンが監督映画化した。
原作はブロードウェイ・ミュージカルの『ドリームガールズ』。

<STORY>
1962年、アメリカ自動車産業の中心地・デトロイト。
エフィー(ジェニファー・ハドソン)
ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)
ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)の三人は、音楽での成功を夢見て
“ドリーメッツ”というグループを結成し、オーディションへの挑戦を繰り返していた。
ある日、三人はカーティス(ジェイミー・フォックス)と出会う。
彼は、中古車ディーラーであり、地元でも絶大な人気を誇る、
ジェームズ・アーリー(エディ・マーフィー)のプロデューサーをしているのだ。
彼は、彼女たちに大きな可能性を見出し、マネジメントを買って出る。
アーリーのバック・コーラスに抜擢されると、
彼女達を含めたそのパワフルなステージが、デトロイトのみならず全米中の注目を集め、
一躍スター街道を歩み始めるのだった。 が、しかし…。


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モータウンの伝説的な黒人女性グループ・シュープリームスのメンバー、
ダイアナ・ロス、メアリー・ウィルソン、フローレンス・バラードがモデル。
ダイアナ・ロスを、演じるのは、ビヨンセ。
モータウン・レコードの創設者、ベリー・ゴーディ・ジュニアをモデルにしたのがカーティス。

もっとお気楽なミュージカル作品かと思ったていたら
予想外に、結構ドロドロした人間関係が描かれていました。
リードボーカルの座と、恋人カーティスを、ディーナに奪われたエフィー。
彼女はカーティスの子供をお腹に宿したまま、仲違いし…
レーベルを去ってしまうし。。・゚・(*ノД`*)・゚・。

台詞がそのまますーっと歌になるところがもう最高!
しっかりとミュージカルの手法だった。全く違和感なく馴染んでいました。
圧巻はステージシーン!
あの三人の並びは素晴らしい。鳥肌モノでしたwww
また、皆、嘘のように歌がうまいの。
ビヨンセはともかく…エディ・マーフィもジェイミー・フォックスも。とても上手でびっくり。

忘れられないのは、
アカデミー最優秀助演女優賞に選ばれたジェニファー・ハドソン!
いやいや、受賞も納得。完全にビヨンセを喰っていました(苦笑)。
とても新人とは思えませんでした。 主演と言ってもいいくらいww
彼女を前面に出す撮影で、ビヨンセはあえて自身の音量を落として
歌ったのだそうです。 流石プロですねぇ~!
それにしても、ビヨンセ!美しいわ~。 
10kgのダイエットを成功させたそうですが、
痩せっぽちなイメージなんてまるでないし。抜群のスタイルでした(〃▽〃)


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あと、助演だって全然いけるじゃん、エディ!
彼のジェームス“サンダー”アーリーという役は
ジェームス・ブラウンがモデルらしい。 ナイスキャスト!
しかし、エディがあそこまで歌が上手いなんて~!
演技力も歌唱力も持ち合わせているなんて。 
エディ・マーフィ、凄い人だわ。







ダイアナ・ロスが活躍していた、ザ・シュープリームス(ザ・スプリームス)の
楽曲を、聴いてみたい。

早く、本作のサントラを早く買わなくちゃ。 ε=ε=ε=ヘ(* - -)ノダッシュッ!!
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by merrygoround515 | 2008-04-18 14:15 | Movie
Zodiac
/ ワーナー・ホーム・ビデオ
ISBN : B000V9H60M
スコア選択: ★★★





『ファイト・クラブ』のデビッド・フィンチャー監督による、
全米を震撼させた未解決事件の謎に迫るクライムサスペンス。
顔の見えない殺人鬼“ゾディアック”の残した謎に魅せられ、
次第に人生を狂わせていった4人の男たちの姿を描く。
(「DVD NAVIGATOR」データベースより)


デビッド・フィンチャー監督作品。
1969年~1974年の間、37件の殺人事件が起こった。
未だ、解決せず。
その未解決事件を扱ったノンフィクション。
2時間40分。

ジェイクが、謎解きを始めるまでは、面白かった。
だが、その後の展開のスローさと、セリフの単調さ、
全体の暗いイメージが、とにかく辛い。
眠くなってしまって、眠くなってしまって。
途中、少し寝ていたかも。
でも、話は繋がっているのだwww
とにかく、捜査も調査も地味なんだもん。
指紋&筆跡、繰り返し…うむむ。
未解決事件を扱っているから、
こうなってしまうのかなぁ。 シンドイ。
山場が無い上に、盛り上がりも、どんでん返しも
何もないorz
監督のサスペンス色の細かさや完璧さは、
映像から、目に余るほど感じられた。
が、それだけ。
やはり、実話がベースなので仕方がないのかなぁ。

唯一、最後のセリフに、グッときました。


先日「ブロークバック・マウンテン」を
観たばかりだったので、
ジェイク・ギレンホールの演技力には
またしても魅了されました。
漫画家が、妙にリアルでした(笑)。

観賞後、原作を読みたくなりました。
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by merrygoround515 | 2008-04-17 10:28 | Movie

『流星の絆』 東野圭吾

流星の絆
東野 圭吾 / / 講談社
ISBN : 4062145901
スコア選択: ★★★★




惨殺された両親の仇討ちを流星に誓いあった三兄妹。
「兄貴、妹は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」
14年後―
彼らが仕掛けた復讐計画の最大の誤算は、妹の恋心だった。
(「BOOK」データベースより)


東野圭吾氏、2008年第一弾作品。
あまりの評判の良さから、ガマンができず…
買ってしまいました(苦笑)。

どっぷりしっかり、エンタメ系。
でもきっと読後は、いつもの(お得意の)
重くて、ダークな感じなんだろうな。
悲痛が残りそうだなぁ。
と、少し暗くなっていたのだが…。
蓋を開けて、びっくり。
氏にしては珍しく、全く悲痛さが残らない。
なんとも心温まる感動物語だった。

純粋に先の展開が気になる作品。
500ページ近い作品だが、あっという間に読了。
(3時間~3時間半くらいだったかなぁ)
東野氏の作品は、
この読み易さが本当に魅力的だ。
最初から最後まできっちり、楽しめるし、ね!

主人公たちの背景や登場人物の設定、
また物語の内容は、はっきり言って
決して珍しいものではなかった。
伏線も比較的分かり易いものが多い。
事件そのものの絶妙なひねり具合に比べると、
真相には、絶賛されるほどの驚きは、なかった。
実にオーソドックスなラストだ、とも言える。

でも! それがまた、新鮮。 
特に兄二人の、妹を想う気持ちが素敵。
行成さんなんて、恰好良過ぎるでしょ?!
いい男なんだなぁ。戸神行成。
このラストには、実に好感が持てた。

読後真っ先に感じたのは
「帯に書いてある内容紹介文って、ほぼ作品の全てなんだ(苦笑)」
でした。へへ;


殺された両親の仇討ちを流星のもと誓った兄妹は、
功一、泰輔、静奈。
事件当時、功一が小六、泰輔が小四、静奈が小一。
三人はその年齢で両親が殺害されたことを受け入れ、
施設に入り、それぞれ18歳までを過ごした。
そして事件から十四年後のある日、
泰輔が事件当夜目撃した男性との巡りあわせが訪れる。
功一が全身全霊で仕掛ける復讐計画。
警察をも駒に使う恐ろしいほどの緻密な計画。
そして、着々と計画は進んでいった。
作品紹介にあるように、静奈の恋心は
確かに功一の描く復讐計画には、邪魔です。
でも、でも、でも、
(詳しくはネタバレになってしまうので言えないが)
静奈がもたらした影響は、
事件を思わぬ方向へと導くの(笑)。
と、ここまでで。

忘れていたが、
この三人、復讐計画に入る前は、詐欺師だったのだ。
だからと言ってはなんだが、三人の役割分担しかり、
それぞれの洞察力は見事! 三人三様に完璧なのだ。
詐欺師の堂に入った様が、
応援したくなるほど、面白かった(笑)。
静奈は一流の美女に成長しているし。 ふふふ

復讐計画実行中に、
以前騙した相手の登場のさせ方がまた、絶妙。
偶然とか、ないかしら…。
出会っちゃったら面白いのになぁ~、と感じていたら
出てくるんだもん。  あはは。
本当に上手いですよね。

そう言えば、刑事に扮装して訪問する場面で、
ファンサービスがありました(笑)
刑事さんの名前…
「草薙」と「加賀」ですって!思わずニンマリ。
東野さん、楽しませてくれて、有難う! ∴∵ゞ(゚ε゚ )ブッ


本書全編を通して言えることですが、
終止一貫して無理や無駄があまりない。 
リアル感を持たせながらも、
やはり小説なんだ、と楽しませてくれる。

安心して作品に向ってくださって、結構!
購入して、損はない作品ですよ。 
東野氏、やはり天才だわ(笑)


2008年度「このミス」で五位以内には、入るんだろうな。


最後に…登場人物の
「2枚目というほどでもないが、上品な顔立ちの 戸神行成 28歳」
最高です(〃▽〃)
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by merrygoround515 | 2008-04-14 09:59 | Book
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昨夜、2008年の本屋大賞が発表になりました。
めでたく、我が伊坂さま♡大賞となりました(〃▽〃)
当たり前といえば、当たり前の結果ではありますが、ね(*^^)v

 










大賞  『ゴールデンスランバー』    
    著/伊坂幸太郎(新潮社)     509.5点

2位  『サクリファイス』
    著/近藤史恵(新潮社)       312点

3位  『有頂天家族』
    著/森見登美彦(幻冬舎)      280.5点

4位  『悪人』
    著/吉田修一(朝日新聞社)     233.5点

5位  『映画篇』
    著/金城一紀(集英社)       227.5点

6位  『八日目の蝉』
    著/角田光代(中央公論新社)    225点

7位  『赤朽葉家の伝説』
    著/桜庭一樹(東京創元社)    213.5点

8位  『鹿男あをによし』
    著/万城目学(幻冬舎)      196.5点

9位  『私の男』
    著/桜庭一樹(文藝春秋)     129.5点

10位  『カシオペアの丘で』
    著/重松清(講談社)         126点


\(⌒∀⌒)/ \(⌒∀⌒)/ \(⌒∀⌒)/ \(⌒∀⌒)/

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伊坂幸太郎さま 053.gif
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いやぁ、ブッチギリでございますです(〃▽〃)
次は 「直木賞」 だわ049.gif







でも・・・ 少し不安。
だって、
 「重力ピエロ」 「アヒルと鴨のコインロッカー」 「チルドレン」 「グラスホッパー」 
 「死神の精度」 「砂漠」 「終末のフール」 「フィッシュストーリー」 と、
今まで、八回も直木賞候補になっていながら、受賞させてくれないんだもの。


※以下、直木賞審査員の五木寛之氏のコメント。

・重力ピエロ 「むしろ直木賞など受けないほうが、伊坂さんの栄光というものだろう。」
・チルドレン 「まだその試みは未完成のままのようである。」
・グラスホッパー「不運な候補作である。この程度の作家ではあるまい、というのが多くの選者の意見だった。」
・死神の精度 「これまでの伊坂さんの作品とくらべて、いささか生彩を欠く感じがあった。」
・砂漠 「あれ、伊坂さんってこんな作家だったっけ、と、肩すかしをくらったような気がした。」
     「これで受賞したら伊坂幸太郎のファンが泣くだろう。」

五木さん、何が何でも伊坂くんに直木賞は取らせない気なのでしょうか?
「ファンが泣くだろう」 なんて、よく言うわ。(〃´o`)=3 フゥ
わざとファンの気持ちを考えたようなセリフを吐いちゃうところがまた・・・。ズルイ(-"-)
「ゴールデンスランバー」は、前回の直木賞候補作になっていなかったので、
今回の本屋大賞受賞は、ホント、うれしい。\(⌒∀⌒)/

直木賞・・・ どうなるかなぁ。  
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by merrygoround515 | 2008-04-09 09:36 | 作家・書物 e.t.c. 

『MAZE』 恩田陸

MAZE (双葉文庫)
恩田 陸 / / 双葉社
ISBN : 4575509086
スコア選択: ★★★★






アジアの西の果て、白い荒野に立つ矩形の建物。
いったん中に入ると、
戻ってこない人間が数多くいると伝えられている。
その「人間消失のルール」とは?
謎を解き明かすためにやってきた4人の男たちは、
果たして真相を掴むことができるのか?
異国の迷宮を舞台に描かれる、幻想的な長編ミステリー!
(「BOOK」データベースより)



舞台設定、登場人物、背後関係、
現地での一週間という時間の流れ…
とにかく、上手い。 恩田ワールド満開だった。
導入部分から、神秘な古代ミステリィかと思いきや、
すーっと現代に遡り…
もしやファンタジィ?って展開も感じられるんだ。
そして、主人公によって、
謎解きが繰り広げられ、あっという間に夢中になった。

その雰囲気しかり、展開の適度な速さも実に魅力的。
謎がもたらす影響の濃さには、ただただ、びっくり。
ページを捲る手が、途中で止まらないんだもの。
正に、一読巻措く能わざる、だった。

この作品は、ラストに何かが起こるタイプではなく、
読中にこそ、醍醐味がある。
読んでいると次々謎解きに関連した状態が浮かび上がり、
知らぬ間に、物語の世界に入り込み、そして──
最後まで抜けられないのだ。

最初から最後まで面白い上に、
読み進む速度が変わらない作品も珍しい。

「存在しない場所」「あり得ない場所」といわれた白い建物。
その建物の歴史と不思議を、是非堪能してください。

しかし、「豆腐」とは上手いネーミングですね(笑)
イメージし易いし、親近感が持てる(笑)。
個人的に気になったのは、
恵弥と双子の妹の和見。欲を言えば、その姉たちにも興味がある。
何かの作品へ特別出演はないのだろうか。
恵弥と満だけでも、また会いたいなぁ。


読後、
読中のハラハラドキドキ&ワクワク感が
すーっと消え、全体にサラッとした感覚が残った。
その理由がすぐには解らなかったのだが、
一晩経ってみて、何となく解った(苦笑)。
どうやらストーリーそのものに無理があるからだね。
全く現実的ではない、からでしょう。
そこに、ラストの微妙な結末が加わって、
全体を軽い感じにしたのだと思う。

でも、恩田ワールドを堪能できる作品。
読んで損はない、よ。
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by merrygoround515 | 2008-04-07 13:19 | Book

『氷菓』 米澤穂信

氷菓 (角川スニーカー文庫)
米澤 穂信 / / 角川書店
ISBN : 4044271011
スコア選択: ★★★★




いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。
あるはずの文集をないと言い張る少年。
そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。
何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、
なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を
次々と解き明かしていくことに。
さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ登場!
第五回角川学園小説大賞奨励賞受賞。
(「BOOK」データベースより)

好きですね。
米澤氏、四冊目となりましたが、
これまでのところ外れがない! \^○^/
本書、特に好きだなぁ。
多少無理があったり、キャラに頼りすぎた感はあるが、
全体的な観点から評価すると、いい!とてもいいのだ!(笑)

本書は、
高校を舞台にした、人の死なない日常系ミステリィ。
人が死なない分、謎解きに緻密さが求められるジャンルだが、
謎の提示の仕方から、解決するまでの運びの巧みさ、
高校での部活の描写、その殆どが見事だった。

舞台となるのは、神山高校の古典部。
この高校の文化祭は、地元では有名。\_(・ω・`*)ココ重要!
そんな訳で、それぞれの部の活動が、とても活発な高校だ。

主人公・折木奉太郎(新入生)が、同校OGの姉から指示を受け、
廃部寸前の「古典部」に入部するところから物語りは始まる。
「古典部」と古典部員を中心に、
様々な謎解きが散りばめられていた。

謎を解決するのは、もちろん主人公の折木奉太郎。
僅かな手がかりから、
持ち前の頭脳で解決を導き出す、安楽椅子探偵だ。
部員は、主人公の他に三人。
千反田える(ちたんだ)。
黒髪の美少女。成績優秀。名家のお嬢様だ。
奉太郎の親友の福部里志。 
手芸部にも所属。ひと言で言うなら、人間データベース。
そして、
奉太郎とは小・中学校と同じクラスだった、幼馴染み。
毒舌な図書委員、伊原魔耶花(漫画研究会とかけもち部員)。
以上、総勢四人。

でもって謎は、
地方の高校という舞台レベルにぴったりなスケール。
青春ミステリィとして、絶妙な趣です、ね。
部室に知らぬ間に閉じ込められた謎。
毎週金曜日になると、貸し出され、同日返却される謎。
そして、三十三年前にこの高校で起きた事件の謎。

また、主人公・奉太郎くんの省エネキャラがイイのだ!
「やらなくてもいいことなら、やらない。
       やらなければいけないことは手短に、だ」
このモットーは、拍手ものだね。
とは言っても…
いい若い者がこんなこと言っていいのか? アハハ
あと、ヒロイン・千反田えるちゃんのね、
好奇心爆発モードがまた可愛い。
彼女の「わたし、気になります」結構ツボでした(笑)
他の登場人物も青春していて、何気に微笑ましかった。

事件の真相を含んだラストは素晴らしい余韻を残してくれました。
「カンヤ祭」という学園祭の別名、
「氷菓」という周到なタイトル。
すぐには忘れられない作品になりました。

どうやら本書は「古典部」シリーズというらしい。
第二作 『愚者のエンドロール』   〆(・_・ )メモメモ
急いで購入しなきゃ! ε=ε=ε=ヘ(* - -)ノダッシュッ!!


※本来ならば、評価は⑤をつけたい作品なのです。
 ただ、三十三年前の事件の概要と、「氷菓」の意味、
 主人公より先に、閃いてしまいました(笑)
 評価⑤を、④にした、大きな理由です。 m(_ _)m
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by merrygoround515 | 2008-04-03 11:44 | Book